「幸せは後から気づくものだよ」
そんなことをどこかで見聞きした昔。
しかし、アラサーだった頃の私は、
「イヤなこともあるけど、今、めっちゃ幸せ!今ちゃんと気づいてる!!」
(写真はイメージ)
と、多幸感いっぱいの人間でした。
それは、家族で食卓を囲んでいる時だったり、気持ちのいい風が吹いてきた時だったり、何もしないでボーっとカフェから人を眺めている時だったり。
小さな幸せを心できちんとキャッチ出来ていたんです。
それを出来ていたはずなんですが。。。
この数か月か、はたまた数年前か。
もう、記憶力が低下しているので、いつからかも思い出せませんが。。。
いつも頭がクリアではなく、心にフィルターがかかった感じで。
嬉しいこと、幸せなことを感じる事は出来るんですが、心でしっかり感じ取ることが出来ないんです。
ちょっと説明が難しいですが。
ホルモンバランスのせいもありますが、新型コロナの影響もあるのかな。。。
不安などネガティブなことを感じる気持ちだけは、しっかり感じ取れるのが不思議です。
話は変わり。。。
8月1日はスイスの建国記念日でした。
個人で大きな花火を打ち上げる人が多いこの日。
夜、私達も手で持ってするタイプの花火を持って家の外へ。
パーン!パーン!という誰かが打ち上げ、パチパチと弾けながら落ちる花火の音。
自分達の手元から立ち上る、花火の煙のにおい。
子供達がキャッキャとはしゃぐ笑い声と走り回る足音。
「あぁ、なんだか日本みたい」
街並みや風景は全然違うのに、日本にいるみたいな不思議な感覚にとらわれました。
そんな不思議な気持ちで、花火をしている子供達やダンナ様を見ていると、
「あ、今すごく幸せだ。」
どれぐらいぶりかで、しっかりと心で今の幸せを感じ取ることが出来たのです。
私達は22時ぐらいで切り上げて家に戻りましたが、まだまだ鳴りやまない打ち上げ花火。
幸せな今や、昔の思い出に浸りながら床に就いた私ですが。。。
パーン!パーン!
・・・もう午前1時過ぎてるっつーの!!
いつまで、花火上げとんや!
救急車なのかパトカーなのか、いつもよりもたくさん出動しているみたいで、ピーポーピーポー音を出して走っています。
暑いので窓を開け、やっと眠りについたダンナ様が、「パーン!」という花火の音に飛び起き、
「もうっ!」
と怒り、
『ピーポー!』の音に、
「やあだ!」
とプンプン。
私は私で「パーン!」「ピーポー!」「もうっ!」「やあだ!」の音に悩まされたわけです。
私にとっては夏の風物詩であり、日本を思い出す打ち上げ花火の音。
しかし、小さなお子さんや病気の方には厳しいだろうなと思います。
一方で、普段は夜のシャワーの音ですら気にしながら騒音を立てないスイスの人々にとって、数少ないお祭り騒ぎが出来る日という事を考えると、そこも考慮したいところ。
時間を決めてやって頂けたらな。。。
毎年、この時期は日本にいる我々一家。
初めて家族で建国記念日をお祝いしました。
「来年はもうちょっと大きい花火を買いましょうね!」
とダンナ様。
はぁ?!冗談じゃねえっつぅの!
来年は新型コロナが収束して日本に帰るんだ!!
居住国の建国記念日も良いですけど、やっぱり日本に帰りたいな。。。
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