田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

天ぷらへの誘い〜天丼

2020-03-31 16:06:32 | よもやま話・料理編
テレ朝系で放送された 『 外国人が選ぶ最強のジャパニーズ フード 』
その中で選ばれたひとつが、天丼でした。
              
狭いテーブルで、ガイジンが天丼を頬張る姿に感動したヒゲ。 (笑)
どんぶりの米飯に天ぷらが乗った料理を、欧米人が箸を持って食べる!
シャバも変わったなあ~!
   
           
更に驚いたのは、其処の店で、その天ぷらを揚げる工程です。
揚げているのは、人間でなく機械です!
制御された天ぷらマシーンが、天ぷらを揚げている光景。
ははあ~ これが、バッテンさんのコメントに登場したベルトコンベヤー式のヤツか。
まさに、コイツが令和の天ぷら職人てえ野郎だなぁ。
     

エビを揚げるのに、80秒という設定がされている。 ふーんん?
じゃあ、他のネタは?
全て、80秒に合わせて切り出されているそうです。
或いは、下茹でして調整してあるかも。
なんて、合理的に考えられているのでしょうね。
感心するばかりのヒゲです。
ヒゲみたいな、五感をフルに使っての天ぷら揚げなんて、昭和の遺物ですか?
田園のカウンターみたいに、使うエビが毎日コロコロ変わる店では、
設定なんてどうすれば良いのか?
エビの種類もその日次第で変わるし、天然だから当然、サイズも変化する。
ネタに合わせて、AIマシーンが揚げる時間を判断してくれればいいけれど?

又々驚くのは、そのマシーンの油の温度設定です。
最初、ネタを投入する時は低温で!
ラストの仕上げは高温でと。
天ぷら屋の概念が変わってしまうような発想です!

しかし、このマシーンは、田園では使えないかもしれない。
年配客が多いからです。
戦中・戦後派の客の場合は、天ぷらにはある種のこだわりがあります。
先ず、185〜190度の少し煙り立つぐらいの油温の中にエビを放り込みます。
すると、水分が激しく反応して、 「 ジャァアー! 」 と。
その効果音(笑)が聞こえないと、気に入らない人たちが多い世代です。
もう、あまり生存なさってる方は少ないハズですが、そんな客相手では
このマシーンは向かないでしょう。
      
そういった思い込みが激しい客の先入観は、どうしようもない事を
注意すべきでしょうね。

    人気ブログランキングへ 
 http://blog.with2.net/link.php?1046790  
           ↑ 参加中です。クリックしてもらえたら嬉しいです。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« アベの尻を拭くのは誰だ? ① | トップ | 給食の愉しみ »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
働け働け (batten)
2020-04-01 05:15:47
数百食をオーバーし1000食~超えたら、この手のマシンが無いと腕が良い職人が何名いても厳しいですね。
ちなみに最新型は揚げ油の下は水です。天かすやパン粉など落ちますので油は綺麗なんです。

焼物も同様ですね、身の厚みと調理法で温度・時間をコントロールし焼き上げます。
焼き揚ったら温蔵庫で保管か、片言ニホンゴのスタッフに片っ端から盛らせます。

定年70歳・年金支給70歳とか策略中の落日ニッポン。
未来はAIアンドロイドの上司からアーダコーダと・・・・

部下に60オーバーのコックが数人いますが、皆さん声がデカイ。
シニア世代になって判りましたが、耳が遠くなったら声が大きくなります。
時にタイマーが聞こえず失敗したりし私が小言を言っても聞こえるのか聞こえないのか。
私は都合が良い耳と笑っています。

包丁を使わず・調理器械の多用・高い排気能力などで、昨今の厨房は匂わず静かですね。
都合ツンボ (ヒゲ)
2020-04-01 20:25:28
我々の時代?には、都合ツンボと表現しました。
今は禁止用語?
都合が良い時、聴こえない振り・ツンボの真似。
タイマーは鳴らなかったとか。

そんな高齢の職人さんも、もっと働け!
年金はまだ早いとアヘ総理がこき使う。
ジャパン アズ ナンバーワンと豪語していた時代は何だったのでしょうか?

コメントを投稿

よもやま話・料理編」カテゴリの最新記事