皇室では、
毎年「新嘗祭」が
行なわれていますが、
今年は、新しい天皇陛下が
即位されたため、
一世に一度だけ行う皇室伝統の神事、
大嘗祭として、特別な儀式が行なわれます。
天皇陛下が神々に新穀をお供えして、
国家・国民の安泰と五穀豊穣を感謝し
祈るという、古くからの伝統行事です。
公開されていない部分も多く、
いろいろな説もありますが、
昔は、これによって天皇霊を
まとい、神になると言われて
いたそうです。
いずれにしても、わたしたち
国民と国のために祈ってくださるのですから
ありがたいことですね。
国と国民のために祈ることを
仕事とする天皇陛下がいらっしゃること
自体が、世界でも珍しいことですし、
このような伝統が
末永く続いていくことを
願っています。