あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

森喜朗評、俺の中で急降下

2019年11月06日 00時23分44秒 | 政治(安倍政権)
 森喜朗という、元総理がいる。
 俺は彼の事がそんなに嫌いではなかった。否。今となって考えると、「嫌いになってはいけない」と思っていた。

 何故なら、彼の掲げた政策は、そんなに悪いものではなかったからだ。
 確かに、彼はとてつもなく無能でバカだったと思うのだけど。後から考えると、彼の行った事でよい成果をあげているものがいくつかある。
 IT革命や、2019年ワールドカップ誘致なんてものは、その代表的なものだと思う。加えて、彼は保守派で、かつ親ロシアである。立ち位置も許容できないものではない。

 でも…。やはり、歴代最低支持率は伊達ではない。俺もあの頃、マスコミの言葉狩りに森喜朗総理は潰されたのだと思っていたのだけれど。決して、マスコミだけが悪かったのではなかったんだな…。

【ツイッター】シャキポン@snowsakuya
https://twitter.com/snowsakuya/status/1180833161694941184

5年前の森喜朗
「新国立のこけら落としにラグビーワールドカップを外したことを後悔するだろう」
「ラグビーワールドカップ開催に文句を言ってる人達の99.9%は見たことない素人。チケットが余ることなんかない。」
「2019年になったらわかるよ、そのときは君達は私のところには来ないけど」

 こーゆーの読んでるとね…。森喜朗は優秀だったけど、マスコミに潰されただけだって思う人もいるかもしれないけれどさ。実際、そう思い込もうとしてた自分もいるわけだし。

 今年のラグビーワールドカップが、「史上最高のワールドカップだった」と評価されるのは、はっきり言って偶然だからね?俺は、決して森喜朗に先見の明があったとは言えないと思う。たまたま、五郎丸選手率いた日本代表が、強豪南アフリカを下したタイミング・時期が素晴らしかった事。ナショナルチームの強化に成功した事など、日本が急激に強くなっていなかったら、このような盛り上がりはなかったと、俺は思う。
 ラグビーワールドカップ招致は、博打以外の何物でもなかった。ただ、博打に勝っただけの話だ。
 無論、日本ラグビーワールドカップの成功がすべて運だとは言わない。ナショナルチームが強くなって、自力で掴み取った栄冠なのだ。
 つまり。森喜朗元総理の先見の明がすごかったわけではなく、少ないチャンスを全力でモノにした、選手を含めた日本ラグビー関係者が総じてすごかったのである。

 でも、なんかね。森総理って、こうやって腐しても、実績だけ考えれば、ワリとすごいじゃない?
 だから、冒頭に述べたように、「優秀な人なんだから、嫌いになるのはどうかな…。それって、「保守の森」が気に入らないマスコミが彼を言葉狩りで潰したのと、同じ穴のムジナなんじゃなかろうか」って感じが俺にはあったのだけど。
 以下の記事を読んで完全にふっきれた。ああ。俺がなんで、こんなに森喜朗が嫌いなのか、わかったわ。マジで。

【JB】どの口が言うアスリートファースト、IOCは何様だ
呆れるほかないIOCの傲慢と森会長の無責任
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/58143

 この記事、俺は完全に同意見である。実に素晴らしい記事だ。是非、全文を読んでみてほしい。
 俺も、猛暑の東京五輪で、マラソンとトライアスロンと馬術は無理だと思っていたクチである。が、今回のIOCの態度は本当に気に入らなかった。人の、東京がこれまで行った努力をいったいなんだと思っているのだろうかと。
 しかし、世間では、海外も含めて基本的に「反東京」なのである。「札幌。結構じゃないか。酷暑の東京でやるのはアスリートファーストではない。IOCの意見は良い意見だ」と。

森会長は、「暑さは自然相手なので、何が起こるかわからない。その中でIOCから提案されたことは十分理解できる」などと平気で語っている。何という無責任さだろうか。自分も東京への招致活動をしてきた中心人物の1人ではないか。東京の夏が暑いのを知らなかったとでも言うのか。

 そうなんだよ!実は俺もそう思っていたんだよ。その時その時、思いつきで話をしているとしか思えない。まともに相手をしていると、振り回されるんだよ。

 職場でもよく生息している、小物、かつ老害の典型であろう。

 どこが悪いのか、具体的にわかりにくかったりするので、本当にモヨモヨして、俺は不快だったのだ。ホント、森喜朗氏のイヤなところがよくわかる記事だった。自分の考えていた事が、明確に言語化していく感覚がある。

 そこに、最近楽しみに読んでいるジャンプの鬼滅の刃のラスボス鬼舞辻無惨の関連ツイートでさらに森喜朗氏に対する嫌悪感の正体が顕在化した。

 ああ。そうか…。

【棘】※ネタバレ注意 鬼滅の刃に登場する鬼舞辻無惨の言い分が現代に実在する話の通じない人のようである話題に!!
https://togetter.com/li/1425770

【ツイッター】違法バタピー @batapys1
https://twitter.com/batapys1/status/1190457082648002561

無惨様、読者の共感だとか好感度だとかカリスマだとかの要素を一切排除した「わりと世の中にいるマジで身勝手な人」の要素を煮詰めたような造形をよりにもよってラスボスでやってんの面白すぎるんだよな

 森喜朗氏は、まさにそんな感じだった。元ラスボスだったしね。今自分の言いたい事だけを言う、人の話を聞いていない、まるで話が通じない人なんだ。鬼舞辻無惨そっくりだ。

 森喜朗氏の俺の中の評価が、下がるだけ下がりきった、今日はそんな1日であった。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (カッペちゃん)
2019-11-06 10:25:18
ビル・クリントン(当時・大統領)に会っていきなり「フーアーユー」と問いかけたのはこのバカ以外にゃ居ないww
ビル・クリントンも「ヒラリーの亭主」と答えたのにゃ笑ってしまったww
Unknown (ヒトビロ)
2019-11-06 13:39:48
暑さ対策というのなら、マラソンと競歩だけ10月くらいに特別開催すればいいのに。選手のためならそれくらい融通きかせて欲しいですね。
突然話持ってこられた札幌だって大変なのに、「絵にならない」な~んていわれちゃって。
Unknown (774.1)
2019-11-10 01:05:25
1964年の東京五輪では、馬術は軽井沢。それも10月上旬の開催で。2020年の東京五輪でも、馬術は軽井沢あたりでいいんじゃね?
下手に北海道に持って行って、病気持ちの馬が入ってきたら、日本の競走馬が危険に晒されるし。

今回の原因は、先日のドーハの世界陸上で、ほぼ無観客、真夜中スタートでもマラソンと競歩は棄権率4割以上… 
しかし、毎年8月末から9月上旬の世界陸上は、大阪、韓国・大邱、北京でも開催されて、暑さのデータは分かっていたのでは?
要は、世界陸連のヘッドのセバスチャン・コー(イギリス人、元長距離走選手)が、ドーハの件(特に、無観客)でスポンサーから凸されたんでしょう。
Unknown (TAMIDA★★)
2019-11-12 10:47:40
10月開催だとオリンピック終わってますね
真夏に開催される事がそもそもの間違えですよね
真夏の照り返し激しい都心でマラソン、競歩を強行するのが、選手の健康や安全を危険に晒し、競技其の物を台無しとしオリンピックが持つイメージも壊しかねないので、札幌開催に成ったんでしょ
それこそ、真夏の炎天下で強行して選手の健康と競技そのものに批難が集まれば、東京五輪開催に汚点が残りますよ。

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