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先日の記事へのコメントで「ブログランキングのサムネイルが猫娘継続中である」とのお知らせをいただきました。

…うむ、確かに!! ←

滅多に画像使いませんからね、うち…
ちなみに、ランキング的には居心地の良い(?)あたりに落ち着いてきたようです。
まあこの程度でぼちぼち頑張っていきたいと思います。

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柳井氏、京大に100億円寄付 山中氏と本庶氏に(日経)

ファーストリテイリングの柳井正会長兼社長は24日、京都大学に個人として総額100億円を寄付すると発表した。ノーベル賞受賞者の山中伸弥教授と本庶佑特別教授の活動に50億円ずつ寄付する。(略)
山中教授が所長を務める京都大iPS細胞研究所向けには、2020~22年度の3年間でまず5億円をコロナ研究に充てる。コロナ感染者のiPS細胞から心筋細胞や肺の組織をつくり、病態や感染経路の把握のほか、治療薬・ワクチンの開発にも役立てる。

また21~29年度の9年間に、iPS細胞の製造施設の設置や運営プロジェクトに寄付金45億円を充てる。(後略)

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はい。

政府は恥を知れというお話。

こんな人物に、日本が誇る世界最高の頭脳への支援を「させてしまった」のです。国が出して当たり前だと思いますよ。例えば米・中あたりだったら目の色変えて支援したり…って、そんなことは無いのかな。まあ、仮に米・中が出さないなら日本も出さないという言い訳にはならないのですが。
山中先生に関しては以前に書いたことがありましたが、もし研究資金が厳しいことを理由に外国で研究を続けたいというお望みがあるとしたら、正直言って私は「待ってください先生」とは、とても言えない。政府が甘利…じゃない、あまりにもクズだからです。

例えば経産省の研究開発事業などでもそうですが、成果を求めすぎです。第一に悪いのは経産省だとしても、そもそも国民がケチケチ精神で「使った金に対する成果」を求めるからです。

ナケナシの金を血税から出すのだから「できませんでした」では困る!!

ということなのでしょう。根底から間違っています。あと「血税」って本来は兵役を指すので、簡単に使いまくるのは止めた方がいいと思いますよ。
企業の研究は、失敗しても仕方ないという精神でないとうまくいかないことが数多くあります。適当で構わないと言うのではなく、ガチガチに縛ったところで研究はうまく行かないということです。
それに、自由な精神の下で事業を組んでも、ほとんどの企業は真面目にやりますって。ごく一部のわけの分からん悪質な企業は補助金の取り逃げのようなことを考えるかもしれませんが、国や公的支援機関、公設試などに逆らって本当に悪質なことをする企業などごく少数です。(もしそんな例があれば、今後は永久に審査で落とせばいい。簡単なことです。)

「国費を使った研究開発は、100%計画通りやらないと絶対にダメだ」ということにすると、逆に結果が出なくなります。
仮に失敗したとしてもいいじゃん。なぜなら、そこで使ったカネは消滅しないからです。いつも言っていることですがカネを「使う」とはダイレクトに国民の労働を示しますから、それは技術の向上になり、経験値になり、次の消費のタネとなって生き残ることになります。
道路を掘り返して埋め直すという、よく批判されるアレですら、フローとしては意味があります。せっかくの労働力をそんなことに使うか、という意味ではもったいない場合もありますが、何もせず(カネを一切出さず)遊ばせておくよりは「掘り返して埋め直す」方が確実にマシです。
もちろんこれは、デフレで需要が無く、土木建築業界の労働力に余裕があれば、の話ですよ。黙ってても仕事が次々に来るのであれば、安全保障上・国家デザイン上の需要でもない限り、政府がカネを出す必要はない。


↓そういえばこんな話がありましたね。
https://www.asahi.com/articles/ASN3N3K0TN3MULBJ00Z.html

・和泉洋人首相補佐官と健康・医療戦略室の大坪寛子次長が昨夏、京大を訪れ、山中教授に予算の削減案を提示。

・山中教授「文部科学省の有識者会議で継続が決まったのに、予算打ち切りを通告された」

・自民公明両党が調整し、最終的に削減は見送り。

・内閣官房健康・医療戦略室
「相談(のつもり)だったが、支援が打ち切られる可能性があると思わせたことを深く反省している」
「相談ベースだったが、最終通告と受け取らせてしまった」
「結果として事業全体の支援が打ち切られる可能性があると思わせたことを深く反省している」
→【要約:山中さんが勝手に誤解したのが悪い】

クソどもが嘘八百をまき散らしています。言葉遊びの最たる例です。自らの言葉の端々を逆利用し、嘘ではないことをひたすら強調して保身を図っています。政治屋でない人も絡んでいるようですが、正に政治屋の鏡です。
世界的な頭脳を持つ人々は、こんなクソのような国にこだわる必要などありません。そして、これほど残念なこともまた、無い。



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