ちびたんに友達が出来たかもしれない件
今日は前置きが長いです。自分でも引くほどです。
前置き
我が子を見て「自分にそっくり！」と感じる人は多いと思うけれど、ちびたんのクラスメイトとの距離感を見ているとそんな瞬間が多発します。
ちなみに私は昔から１人が好き。１人でいることが苦にならない。
そして上手く言えないけれど自分の中で全てが完結しているのです。
だからフェイスブックで幸せアピールする必要もないし、インスタグラムでの他人からの賞賛も必要としないし、Twitterで愚痴ったり他者を攻撃する必要もないのです。
頭の中に常に違うキャラがいて、それぞれがお喋りしています。
１人は陽気で１人は根暗。だから１人でいても２人でいる感じ。こういう人は多いのではないか？それをオタク君に言ったら「はぁ？？？？ちょっとワカラナイデス。」と真っ向否定してきましたが。
そして、上記は私の性質だけどちびたんもそういう傾向がある様に思えるのです。（知らんけど）
ちなみにブーブーさんは私と真逆で寂しがり屋だし、常に友達とワイワイガヤガヤくっついていたいタイプだと思う。
何が言いたいかというと、１人でいることが大好きな私に似た様で、ちびたんに特定の仲良しの子はいませんでした。
日本いるときもよく一緒に遊ぶ子が出来るまでに１年以上かかりました。（１年かかって１人）
でもクラスの子達が仲良し同士でつるんでいたり、放課後に一緒に遊んだという話を聞くにつけ、ちびたんにもそんな友達がいればいいなと画策し、クラスメイトの両親に頼んで家の行き来をして遊んだこともありました。
このブログにもチラッと書いたと思います。あれはちびたんの友達というより、私の持ち込み企画な訳です。
でも親がお膳立てしたからと仲良しさんが出来るわけではないのです。
今年の春くらいに、「ねえ？学校の休み時間とか何して遊んでるの？」と何気なく聞いたことがありました。
ちびたんの答えは「え？F君がいれば一緒に遊ぶよ。F君がいなかったり他の子と遊んでたら１人で校庭をぐるぐる歩いてるよ。」
「え？ずっと歩いてるの？」
「うん、ずっとだよ。何で？あ、木を見たりもしてるよ。」とか言う。
ツーーーーー。（涙）
ちびたんは「それがどうしたの？」っていう感じだったけど、私は「ちびたんに友達ができてほしい」と強烈に思いました。
でも子供にとって１番嫌なのは、自分に友達がいないことを強烈に心配してくる親だと思う。（それは私なんだけど）
だってちびたんは全然気にしていなかったから。
そして自分も子供の頃、ちびたんと同じように特定の仲良しさんはいなかったけど、そんな私を見て両親もさぞかしハラハラしたのだと思う。
そして友達がいないことは気にしていなかったけど、友達がいないことを心配されたことがすごく嫌だったことも思い出しました。私はこれで充分楽しいのに！と。
それなのに自分はちびたんに同じことをしようとしている。
「自分の子供に友達がいないなんてイヤ！」という妙なプライドかもしれない。
結局私は自分が楽になりたかったのだと思う。
そんなわけで「校庭ぐるぐる」のちびたんが少し切なかったけれど、余計なことをせずに見守っていました。
F君の名前がちょくちょく会話に登場する様になったのは春くらいの事です。
学校へ迎えに行くとF君と仲良く並んで座ってお話していたり、サッカーをしたりしている。微笑ましい。
F君は口数は少なくて、おとなしい感じの子。
「Hej！F君」って声をかけると私の目をじーっと見つめてちょっと口元を緩めたり微笑んだりしてくれる。たまにちーーーーーーーっさな声で「Hej（こんにちは）」と言ってくれたりもします。
そのうちに迎えに行くと「ちびたんは今向こうの教室に入ってるよ」とか、「ちびたんはトイレに行ってるよ」とか教えてくれるようになりました。
F君のママに「いつもちびたんの居場所をF君が教えてくれるんで助かってます」と言ったら「え？あの子、家族や先生とか以外には絶対に喋りかけないのにうさこさんに話しかけたのですか！」と驚かれたりもしました。
F君は言葉を発することは少ないけれど、頭の中でものすごく色んなことを考えているんだと思います。だって目が饒舌だもん。
そしてここからが本題です。（えーっ！今更）
先日、F君のママから「Fがちびたんと遊びたがっているのでおうちに遊びに来ませんか？」とメールで招待されました。
それを読みながらリビングで小躍りする私。メールを読み上げた後「YES!」とガッツポーズをしたらオタク君に不審がられました。
これは私の持ち込み企画ではなく、正真正銘ちびたんが勝ち取ったご招待。（勝敗か！）
F君の気が変わらないうちに速攻で「ぜひ！お伺いいたします。」と返信しました。
１人も楽しいけど、友達といるのも楽しいよね。（えーっ！掌返し）
でもまだ友達って呼ぶには早いか？（浮かれるのも程々にしよう）
機会があったら「F君宅お呼ばれ当日の話」も書きたいと思います。
おわり
