みつけイングリッシュガーデン 六月の公園を彩るバラ
2019年08月14日(水)まるち
「自分探し」とか、「答えは自分の中にある」とか、「自分に向き合う」などと耳にすることがあります。それは時と場合によって必要なことと思いますので、否定するつもりは全くありません。
だけど、自分の中に問いかけても答えが出てこないこともあるのではないでしょうか。
そのような時は他人を利用してみましょう。
と、利用なんて書くと計算高いというか、腹黒いというか、良い印象は与えないかもしれません。だけど、この場合の利用は計算をすることではありませんし、むしろ何も考えないというか、何もしないというのでしょうか。また、自分とはどういう人間なのか?と、他人に直接問うというものでもありません。
ただ、目の前の人や、目の前で起こっている出来事に反応をする自分を見るだけです。その自分を観察するといったところです。
自分の反応が、今までと同じだったり、こんな反応をするのかと今までとは別の発見があるかもしれません。そのようなことを積み重ねていくことも、自分を知る手掛かりになると思うのです。
それは自分一人ではできません。どうしても他者の存在が必要なのです。他者は、お友達でもいいし、親子や兄弟など家族でもいいですし、会社の上司や部下でもいいのです。
また、親しい間柄でなくても構いません。一度きりの出会いとか、お店の店員さんとお客さんのような関係もありです。初対面の人と接する場合でもいいのです。
他者と接することで反応をする自分を見ることが大事。自分の反応で自分を観察する。それは他人の存在がなければ、できないのことなのです。だから他者を利用するしかない。
利用という表現は好ましくないかもしれません。ある意味で頼ることになるのでしょう。だけど、それは人に特別なことをお願いすることではありませんし、何かを期待することでもありません。
特別なことはなくていのです。ただ、その短い間だけ、相手にしていただくというか、付き合ってもらうといったところでしょうか。そして、その時の自分の反応を静かに見る。
慣れないと難しいかもしれません。というか、自分は頭ではそのように思っていても、思う通りにできないことがほとんどです。だけど、そのように意識をすることも自分を知るためには有意義だと思うのです。
だから、人と接することを怖がっていたらいけません。むしろ人と接することを楽しむくらいの気持ちでいいのではないでしょうか。そのような意味では強気なくらいでいいと思うのです。
実践をすることは簡単ではなかったとしても、そのような方向に気持ちを向けてみると面白いのではないでしょうか。
みつけイングリッシュガーデン 六月の公園を彩るバラ
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