こんにちは。
ここ数日、夜から朝にかけてすごく涼しくって、とても気持ち良いですね。
快適そのもの!!
ちなみに私は、先週末に実家から帰ってきて、お盆の分のお持ち帰りのお仕事を家でやってます。
さて、続きです。
そんなことで、そんな軽い理由で、神社の樅の木は枯らされて伐採されてしまったのでした。
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悪徳業者の手で伐採された樅の木は、平地まで降ろされるとチェンソーで2間ほど(約3.7m)の長さに切られて丸太になり、トラックで製材所に運ばれて製材されてしまいました。
そこから取れた材木は乾燥され、数十本の敷居・鴨居・長押などにされて材木屋に出荷されていきます。
そして、例の工務店の社長が「ご神木の造作」と書かれたその材料を一手に買って、あの新築の家に使われたのでした。
不幸中の幸い?なことに、ご神木から取れた材料のほとんどはその家に使われたので、他の家には災いが及ぶことはありませんでした。
樅の木の力のなくなった材木からは、乾燥が終わった頃から少しづつ良くないものが出始めます。
これは、良くないものを封じ込める要因の一つに水の存在が必要だったからかもしれません。
そうやって、そのお宅に使われた樅の材料は、少しづつ良くないものを吐き出してきたのでした。
さて、そこまでが樅の木の精に教えてもらったところです。私は思わず樅の木の精に言いました。
「樅の木さん、あなたはあのような目に遭って、悔しくはないのですか?悪徳業者をやっつけてしまえば良いでしょう。あなたなら出来るはず。」
樅の木が答えます。
「わしは、人を助けるのが好きじゃ。人が悲しむのは見たくない。」
「でも・・・」
「良いのじゃ。」
「あなたはこれからどうなるのです?精霊は霊界に行けるのですか?」
「それは無い。消えて無くなる。神にもそれは止められぬ。」
「そんな・・・」
「良いのじゃ。」
そうやって樅の木の精霊は消えていきました。
仕返しをしないこと。
今なら、なぜ樅の木の精が仕返しをしなかったのかわかります。
それは、見えないあちらの世界の決まり事です。
それをしてしまったら樅の木の精霊は悪霊になってしまうでしょう。悪霊になると、関係のない人々に対しても悪い影響を及ぼし続けることになります。
大好きな人々に対してそのようなことをしてしまうのは、樅の木の精霊にとっては、とても耐えられないことだったのでしょう。
樅の木の精霊は消えてしまいましたが、この世でなくてもいいから、せめて別の次元にでも行かれていればと、祈りましたよ。
そして数か月後。私は帰省したついでに、父にあの家に連れて行ってもらいました。
さすがに中へは入らず、外から眺めただけですが、以前あった変な色のオーラが家から立ち上ることもなくなり、普通の家になったことだけは、私にもわかりました。
父の話だと、あれからすぐに、あの家はほぼ骨組みになるまで解体され、樅の木の鴨居や長押は取り外され、今度は集成材で出来た材料が使われたそうです。
もちろん、ご主人も奥様も健康を取り戻し、元気にされているそうです。
気になったのは、取り外された樅の木の材料です。
どこに持って行っても、災いのもとになりそうで。
それは、取り外した工務店が細かく割って、焼却炉で燃したそうです。
工務店の社長さんが責任を感じて、公共の焼却場に持ち込まずにそうしたのでしょうが、当時はまだ自分で焼却処分が出来ていた時代だったからかも知れません。
しかし、燃やしても中に入っている良くないものは浄化されたりはしません。燃えた瞬間にフリーになって、外へ散らばっていくのです。
ところが、その樅の木から出た良くないものは散らばりませんでした。
空中に出た良くないものは、それぞれが樅の木のあった神社へ飛ばされていったのです。そして、神社の参道にある別の大きな木に入って行ったのでした。
その木はきっと、樅の木の後輩の木なのでしょうね。
樅の木が切り倒されて、別の木がそのお仕事を引き継いでいたのです。
そうやって、良くないものが拡散していくのはくい止められたようです。
最後に
報道はされていませんが、悪徳業者の行う神社の木の伐採は、まだまだ残っていることでしょう。
そんな中、これを読まれている方が、もし自宅を建てることがあったなら、決して神社の木を自宅の木材に使わないこと。工務店さんに決して使わないようによくお願いしてください。
どんなに良い木でも、とても面倒なことになりますよ。
では、おしまいです。
長いお話になりましたが、読んで頂いて有難うございます。
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ナツ子