こんばんは。
めっきり暖かくなり、今日なんかは暑いくらいでしたね。
なんか、夏が近づいてくる感じがして、とても良い気持ちです。
私、夏がとっても大好きなんです!!
そんな中、ベランダに白い花が咲きました。
これ、何の花かわかります?
とはいえ、農業にちょっと詳しい方ならすぐお判りでしょう。
そう。これ、ブルーベリーの花なんです。
ちょっとスズランに似ていますが、ちゃんと実がなるんですよ!
鉢に一つしか植えていませんが、結構たくさん実がなるので、重宝しています!
実がなったらまた載せますね。
さて、続きです。
一方、母は、どうやって子供たちを見つけたのか聞きたくてうずうずしていました。
↓
早速母が父の夕飯をちゃぶ台に並べながら父に尋ねます。
「あんたー、どうやってあの子らをみつけたん?」
「そりゃーわかるいゃ。」
父はちょっとごまかすように言ってます。
「あんたにゃぁわかっても、私にはわからんわぁねぇ。あの子ら、山でどねぇしとったん?」
「そりゃぁのう。」
父は少しづつ話し始めました。
「あの子らぁは、山のもう一つ上の方におったんじゃ。」
先に書いた通り、丸岳山は比較的なだらかな中腹までと、急な斜面になる頂上までとの部分とで、大きくは二つに分かれています。
捜索隊は子供がまさかあの急な斜面の頂上方向へは登れまいと思って、上の方は探していなかったみたいです。
「うそう!あそこはすごい急な斜面って聞いとったから、あんなところに子供が上がるのは無理じゃろぅに。」
「確かにそうじゃ。じゃが、上に居ったんじゃ。」
「なんで上におるってわかったん?どねぇして上まで上がったんじゃろうね?」
「それりゃぁ、あの子らが自分達だけで上がったんじゃないろうにのぅ。」
「誰かが上に連れて行ったんかねぇ。」
「そうじゃ。」
父は断言しました。それにしても、一体誰が何のために子供二人を連れて、あの急な上まで連れていたのでしょう?
探検会で山に上がった時、私も引率の大人達から、「絶対にここから上に上がったらいけんで。上がったら危ないでえらいことになるから、よう気を付けり。」と言われていたので、私も気に掛かりました。
「まず、山の上のどこで見つけたのか言うちゃろうか。」
父が話し始めます。
「お前らは丸岳山の上まで上がったことは無いじゃろう。山は上に行くと急な斜面になるんじゃが、頂上近くになると、また少しだけ広く平らになったところがある。そこに大きな岩があるんじゃ。大きさは畳3枚分くらいかのぅ、高さが人の腰くらいの大きな岩じゃ。その岩の下は少し窪みみちょうに(みたいに)なっとって、その岩の庇みたいなところの下あたりに二人が丸まって眠っておったんじゃ。」
続きます。
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ナツ子