皆様、こんにちは。
今日は穏やかな一日でしたね。
私はこの土日、近所以外はほとんど出掛けずに、家でこもりっきり。
だって、あれだけコロナの報道がされていると、怖くて外に出られませんよ。
とはいえ、マスクを買おうと思って朝9時開店の近所のドラッグストアに並んだりもしましたが、30分ほど並んでもお目当ての60枚入り箱は入荷ナシとか。
到着してすぐに列に並んだから気づかなかったのですが、入り口には、「本日のマスクの入荷は3枚入りパックが若干数しかありません」などと張り紙がしてありましたよ。
ちゃんと書いてあったんですね。
ナツのバカー。
とはいえ、せっかく並んだからみんなと同じように買い物してしまう一般小市民のナツ。
80人くらい並んでる中の20番目くらいでしたが、他の人達が先頭から順にトイレットペーパーを買ってるのを見て、そろそろうちのも在庫が少なかったので、18ロール入りを配給されるように買いましたよ。みんなが同様に流れるように買ってたティッシュはまだ在庫があるからいらないわ。
それで終了です。
どうしてみんな並んでまでトイレットペーパーやティッシュを買ってるの？って疑問でしたし、マスクも買えなかったしで、ちょっと損した気分で帰りました。
これは昨日の朝の事です。
ところが、先ほどのこと、ネットで見ると、トイレットペーパーとティッシュがコロナの余波で品薄ですって！
うそー！！
紙は大半が国産なのは昔のお仕事の関係で良く知っていましたし（ティッシュやトイレットペーパーだけでなく、新聞紙や段ボールまで含めても、日本の紙の品質ってすごいんですよ！）、だから中国コロナには関係無いし、急に花粉症の人が増えたのかしらと思ったりもしましたが、そうでもなくて。
それで、今朝、パンを買いに近所のスーパーに行ったら入場制限してたんですね。結局、並ぶのが嫌で帰って来ましたが。
どうやらデマに踊らされているようですね。
ホント、世の中には合理的に物事を考えられない人がいらっしゃって困ります。
特需にもならないですしね。
そんな感じで土日が終わろうとしているナツです。
さて、続きです。
『もしかしたら、あの3匹の子犬ちゃんもそんな霊なのかしら？』
そう考えると、まったく別の可能性が浮かんできました。
↓
『そうすると、子犬ちゃん達に聞いてみるしかないわね。』
そんな事を考えながらの家までの道のり、いつもの公園の前を通りかかりました。
真っ暗で、ところどころに街灯の明かりが点在する公園を見渡しましたが、今日は子犬たちは出て来ません。
結構暗いのに、まだ時間が早いからかしら？
周囲を見回してもそれらしいものは見つけられないので、そのまま通り過ぎようとしました。
その時、暗いのにひとつ目に付いたものがありました。
それは、公園の奥の方に生えている一本の大きな木です。
確か、ケヤキの木だったかしらね。
木の横には街灯があるので、歩いて近づいていくのには特に困りません。
いつもは気にもしないのに、なぜかその日はこの木が気になって、木の根元に近づきました。
根元から上を見上げます。
大きなホウキを逆さにしたように上に向かって伸びた大きな枝は見事で、暗いのに空は明るかったので枝ぶりは良く見えます。
すると、ひときわ太い枝から地面に向かって何か大きなものがぶら下がっているのに気が付きました。
『あの大きさはもしや。』
私はハッとして少し後ずさりしたあと、さっと踵を返し、急いで公園の出口に向かって走り出します。
全力でダッシュ！
決して後ろは振り返ってはいけない。
経験上、ほとんど反射行為の様に私は走ります。
出口までほんの50mほど。
その短い距離がとてつもなく長く感じます。
『あと少しよ！頑張れナツ！！』
予想通り、すぐ後ろから（多分）黒い塊が追ってくる気配がします。
早くここから出ないと、きっととんでもないことに。
慌てているので足がもつれて、転倒しそうになります。
でも、ここで転んだら終わっちゃうわ。
そんな一人パニックの中、公園の門を駆け抜け、速度を弱めずにそのままアパートに向かいます。
公園から200mほど離れてアパートが見えてきて、やっと走るのをやめました。
当時はまだ若かったはずなのに、息が切れて、ホントもう限界って感じでした。
それにしても、あの公園の前は何度も通り過ぎたことがあるのに、どうして今まで気づかなかったのかしら。
続きます。
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ナツ子