ずいぶんと間が空いてしまいましたが

 

再び、イタさんがスーパーへ

買い出しに行った時の話。

 

 

イタリアでは、スーパーや薬局など

屋内でのマスクの着用が

義務づけられているのですが

(6歳以上の場合)

 

イタさん曰く、8月に入ってから

近所のスーパーの中で

 

マスクはしているものの、鼻が完全に出ている人

マスクを顎につけていて、口も鼻も完全に出ている人

マスクをつけていない人

 

が結構いるとかでね…。

 

イタリアは、1日あたりの新規感染者数が

100人台まで落ちていた時もあるのに

 

最近、またガンガン増えだして

1000人前後まできています。

(8/23が最近の最高で、1209人)

 

フランスやスペインなど、隣国の

状況を見ると、イタリアが似たような

状況になるのは時間の問題な気がします。

 

 

我々の住んでいる地域は

イタリアの中で

結構な被害が出た地域でもあり

 

第2波が始まっているように見える今も

新規感染者数が多い州のひとつ。

 

 

イタさんのような

非常~に用心深く、神経質なタイプ

 

気にしてない感じの方が

増えれば増えるほど

防御を厚くすると言いますか…

 

(他人だけでなく)自分も守ることが

できるタイプのマスク(N95など)

をしっかりつけ

 

クロス・コンタミネーションを極力減らすべく

使い捨て手袋の複数使用はもちろん、

消毒ジェルも持参。

 

さらに、化学系の実験などの時に

誤って薬品が目に入ったりするのを

防ぐ眼鏡もかけて行くくらいの状態。

 

 

スーパーでは、支払いの際に

後ろの人が接近しすぎないよう

線がひいてあったりするものの

 

まぁ、、、それを守らない人も多い。

 

 

で、案の定、2歳くらいの男の子

(当然マスクなし) を連れた

イタさんより少し若い程度の男性が

 

マスクから鼻が出ている状態

 

支払いをしているイタさんに

後ろからぐーっと近づいて

待機しておられたそうで…。

 

 

男の子はすぐ近くをうろうろしているし

男性はちゃんとマスクをつけていない

状態で、線を越えてきているしで…

 

 

店の従業員の方に頼んで

 

マスクで鼻を覆い、

ソーシャル・ディスタンシングを

きちんとするように

言ってもらったらしいんだわ。

 

そうしたら、この男性は

マスクを鼻の上にかぶせ

少し後ずさりはしたものの

 

憮然とした感じを露わにし

 

支払いを終えて去っていこうとするイタさんに

 

 

じゃあな、ロボットむかっ!!

 

 

と、大声で言ったそうです。。。。

 

 

 

ルールを厳守するロボットのようなヤツ

 

という意味と、

 

実験用の眼鏡までかけて目を防御していた

イタさんのいで立ちをロボットとからかう

 

意図の両方があったのだと思われます。。。

 

 

男性の言葉に、イタさんも

ムカッとはきたそうです。

 

 

でも、この男性と至近距離で

口論をしたくないからこそ

(さっさと終わらせるつもりだった買い出しに

無駄な時間がかかる上、口論の途中で

接触があったり、唾が飛んできたら嫌なので…)

 

店の従業員の方から

注意してもらったくらいですし

 

聞こえなかったフリをしてその場を去り

帰ってきました…。

 

 

私に何が起きたかを話してくれた時は

「ロボット」という言葉のチョイス

 

ちょっと「ぶふっ」と笑っていましたけどねぇ…(^_^;)

 

 

イタさんの「防御」の仕方が

やり過ぎだと言われれば、

確かにそうかもしれません。

 

ただね、私たち

人口が大して多くない市に住んでいるのに

 

本当に信じられないくらい

たくさん、救急車のサイレンの音、

レスキューヘリコプターの音を聞きましたから…。

 

 

「喉元過ぎれば熱さを忘れる」

人がほとんどで、私たちが

おかしいのだろうかと思いつつ

 

再び、1日あたりの新規感染者数を

確認するのが怖い日々です。

 

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イタさんも少し笑っていた通り

 

「ロボット」という言葉のチョイスは

確かにちょっと笑えるなーとは思いましたニコニコ

 

小さいお子さんの前だったことを考えても

汚い言葉で罵ったりするより、

ユーモアが感じられる表現のほうがいいしね。

 

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