みなさまこんにちは♪カチューシャです!!
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なんだか物騒なタイトルですいません💦
実はお店をやってきて11年目なのですが、これまでに何度か
文章や写真の無断使用をされました。
インターネットで情報を公開するということは、多少、二次利用されるのはやむを得ないことかなと思います。
例えばマトリョーシカに興味を持った方が検索をして、当店の説明を見てそれをもとに個人のブログを書く、多少の引用をしてしまう。
本当はその場合も、引用に関しては鍵カッコでくくって引用元を記載する、などの最低限の書式は著作権法上、必要なことなんですよ。
でも個人でされている楽しみのブログに、そこまで求める必要はないと個人的には思っていますし、今後も楽しんでいただければと思っています。
ただ最近、お商売をされている方が、当店のブログやウェブサイトを無断使用してご自身の販売促進に利用されていたのを何度か確認してしまいました。そういうのは、元の使っている文章は書いた私自身からは明確で、文章表現などもそのままの、明らかな流用でした。
当然、先方には抗議をするのですが、大抵、一言謝罪されるか、無言でサッと消されます。そしてこちらも、それ以上求めません。
ところが昨年、他人の文章を無断転用することに非常に無頓着な小売店をされている方が、いろいろと言い訳をして、削除の要請にも応じませんでした。
引用されたものは、私が現地で調査したデータ的な情報や工場の人に聞いたエピソードなど、他の文献には見つからないであろう、このブログで書いたことも含めた情報でした。
その方の言い分は、「私は海外の資料や文献も沢山利用していて、それらのすべての出典を明らかにしなければならないのは大変なことだと感じています。」「素敵な魅力を多くの人に伝わるのならそれはそれでいいなぁと思ってたものですから。。。貴店の著作権を侵害してしまったのですね。本当にごめんなさい。」というわけです。ごめんなさいという割には削除していただけませんでした。
それに対して再度「削除してください」と連絡しましたが削除していただけません。文章に価値があるか無いかと言う問題ではなく、これは個人の権利に属することで、無断盗用したものをご自身の営利に使うことは悪質だと思いました。そこで弁護士さんに相談して、一度内容証明郵便を出して削除要請をし、応じない場合は損害賠償請求をさせていただくことを連絡しました。
そこで驚かれたのか電話を受け、いろいろとお気持ちを話されていたのですが、それに対して私の方も「お気持ち」を述べても仕方ないと思い、「貴方様のお気持ちには興味がなく、無断使用そのものに抗議しているだけなので、削除していただきたい」ことだけ強くお伝えして、やっとそのページを削除していただきました。
この方の場合は例外ですが、日本人は割とこのような権利には敏感だと思います。
つい利用するということはよくありますが、大抵持ち主から苦情を受けたら「ヤバい」と思ってサッと消されますね。
私自身も、きっとみなさんも誰でも、不注意で…ということは無いとは言えません。
でもそのような指摘をうけたら本当に「ヤバい」と思ってすぐ消すだろうと思います💦
最近はそうでもないですが、10年前くらいはロシアは知的所有権が緩かったです。
日本映画などもロシアのサイトから無料でダウンロードし放題でした。
商品を作ってくださっているロシア人の作家さんにもそれをされたことがあります。
商品を写した私のFacebook上の写真を無断で自分のオープンなサイトで使っていました。
「無断で使うことをしないで」と言うと、すごくキレて「だってこれは私の作品よ!」と言い訳。
そうなのだけど、その作品の所有権はもうこちらにあり、写真の権利は私にあるし、しかもその写真には私の知人が写っていたりと、いろいろとツッコミどころはあるのですが、「無断使用することを辞めて」ということは、何だか自分が否定されたような気がするのでしょうか。それともクレーマーからの不当抗議のように感じるのか??
理解のない人にこのことを説明するのは大変難しいことだと分かりました。本当はこういうリテラシーは学校で徹底的に教えてほしいです。
明らかな無断使用に関しては、された方の権利の侵害になるのと、それ以外にも他人の情報が拡散されたりとかいろいろ問題になることがあるので辞めましょうね。