軟弱者 | 私は大学8年生だった。―まともな会社の会社員1年生―

軟弱者

胃腸炎になりました。先週末から今週火曜日まで食事ができませんでした。病院へ行ったら、どこかへ行ったかと医者に聞かれました。やはり……。

わたくし、15日金曜日は中国へ行っていたのです。鳥に触ったかとも聞かれ、日本の病院なら聞かれない質問に土地柄を感じて、おもしろく思いました。鳥インフルエンザにはかかっていませんが、もともと足りていない気力を中国で吸い取られたようです。


中国は、日本で言うところの史跡名勝がたくさんあり、とても魅力的です。だけれども、除菌殺菌大好き人間にとっては命が縮む国でもあります。香港ですら寿命が縮んだことは幾度とあるのだから (お手洗いに行けず、赴任最初の半年で3回も膀胱炎に。)、中国ならなおさらです。特に、中国のお手洗いときたらもう。


便座がねえ 紙がねえ
石鹸なんかあるわけねえ

ドアもねえ 仕切りもねえ
頭がパニックぐーるぐる


汚さの描写は自主規制。おらこんな国やだーというわけで、中国へ行くと、私は体調を崩すようなのです。できることならば、TOTOやINAXのトイレ一式を背負って歩きたいほどです。

そして、遠いのも体調を崩す一因かもしれません。香港から東莞まで片道二時間かけて行き、出入国審査まで受けると、疲労感があります。

さらに、飲み会では乾杯の繰り返しで、疲労倍増。若いかわいい女の子でも、中身はウワバミ。中国の乾杯は本当に杯を干すので、乾杯の言葉に要注意。白酒 (Bai Jiu) にも要注意。嗚呼、酒と女で滅びた王朝があったなあ。

私は中国では酔いませんけれどね。どんな不衛生な目にあうか想像というより妄想すると、絶対酔えません。神経質なんです。面倒な性質なんです。生きにくいんです! かなりマシになりましたけれども!


さて、製造業界で働くことを希望し、香港に駐在しているのにもかかわらず、中国へ行くたびに壊れるこの軟弱な体、精神、どうしてくれよう。どうすればよいですか?


私は水曜日から復活しましたが、それでもまだ、腹は減るのに、食べると気持ち悪くて腹が痛みます。食べることがよろこびなのに!

何も食べられないところから復活した水曜日は、粥を食べました。一粥麺 (Super Super Congee & Noodle) で。あぁ! 間違えて炒麺まで頼んじゃった!


ここから粥生活を送ると思いきや、飲んだ帰りにラーメン! 麺を食べましょうという私を、上司が一蘭に連れて行ってくれました。日本店も含めて初体験。

あれ? この日の一軒目は牛たん大輔でビール飲みながら定食食べたんだった。ラーメンって別腹なんですね。

牛たん大輔の熟成トロたん定食がとってもおいしいんですー。以前に行ったときの写真をご参考に。

弾力はあるのに柔らかくて、そして、甘いんです。香港で自らは和食を食べない私ですが、また来たいです。


粥生活で痩せちゃうーと思ったんですけどねえ。うまくいきませんでした。そうじゃなくて! どうすれば中国へ行っても体調を崩さないかという話だった! もう本当にどうしよう。



読んでくださってありがとうございます。

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