こんにちは。30代ママのお金の家庭教師こと、海老原です。
「引っ越し貧乏」
「マイホーム貧乏」
「教育費貧乏(習い事貧乏)」
…
……
「○○貧乏」という言葉をよくききます。
職業柄なんでしょうね、きっと。すごく気になります(苦笑)
「○○貧乏」とは、やや強い表現ですが
「○○し過ぎて、家計を圧迫している状態、危険です!」という状態。
以前お届けしたメルマガでは、週単位の家計管理について話をしていたつもりが、流れ流れて、いつしか最後は、
【お金とメンタル、人間関係は
根っこの部分で繋がっている。】
と、こーんなしまらない締めをすることに…(笑)
誰を、何を、大切に考えているか…。
気持ちのありようは、お金の使い方と決して無関係ではありません。
家計相談時、事前にいただいた支出内訳を拝見しながらご相談者にヒアリングしていきます。
お話をきいていて
(この方は、○○への支出に強いこだわりを持っていらっしゃるんだなぁ~)
と感じるケースがよくあります。
「子どもの○○は減らしたくはありません!」
「スーツを新調するのが何よりの仕事へのご褒美と言うので口出しできなくて…」
はじめから<聖域>にしている支出があるんです。
「家を建てるなら○○工務店で、△△産のひのきを使って…」
といったマイホームへのこだわりも、ある意味同じかもしれません。
旅行も、塾代も、○○も。
みんな、みんな削りたくない!!
その気持ちはわかりますが、家計状況はあなたにそれを許しますか?
何を大切に暮らしていきたいのか。
ご相談者とそのご家族の根幹にかかわる問題です。
私は私ができることを、ご希望に沿って提案や選択肢をお出ししたいと思っています。
ご家族の笑顔や幸せのために、
今あるお金を、本当にその「こだわり」に使っていいのか…
自分の心とフラットに向き合ってみてください。
こだわりを脱ぎ捨てたことで、新たに気づくことがきっとあるはず。
暮らしのお金について、もっと気軽にフレキシブルに考えられるようになると・・・
代替え手段を受け入れられるようになったりします。
少ない予算で「知恵を絞って楽しくお出かけしよう!」と前向きに節約できるようになるかも。
夫婦仲良くお小遣いを減らして、来月からマイホーム積立をはじめるかもしれません。
不思議なもので、気持ちが変われば、見えてくることも変わります。
お金のかけ方への「こだわり」を脱ぎ捨てると、何よりあなた自身が楽になれます。
自分だけでは気づかない家計のウィークポイント「こだわり支出」。