■またまた洪城郡の歴史ある「洪州郷校」で講義してきました!≧∇≦)〃♪ | 韓国・ソウルの中心で愛を叫ぶ!

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ポッドキャスト韓国語マガジン“サランヘヨ・ハングンマル”の編集長が、韓国と韓国文化の見つめ方を伝授します。

のどかな快晴の洪城駅ですね。

 

 

今日はまた忠清南道洪城郡の由緒正しい「洪州郷校」に呼ばれて第2弾講演をしてきました。洪城での講義自体はこれで3回目になりますね。懐かしい風景の愛すべき土地です。「郷校」というのは、前回もご紹介したように、朝鮮時代の地方教育機関だった、孔子を祀る「文廟」がある儒教の聖殿ですね。ヾ(≧∇≦)〃♪

 

講義は同じように、日韓の文化比較と日本の文化思想紹介の続きですが、韓国の儒学者の方々らしく、前回から、韓国儒教史において克服すべき大きな課題としての日本統治時代の「皇道儒学」に関する関心が高かったので、今回は特別に日本思想としての神道史についてもお話しすることになりました。

 

すなわち、日本思想史学の第一人者・石田一良の着せかえ人形説を中心に、神道が道教・仏教・儒教などと融合しながら、時代によって本地垂迹神道、両部神道、吉田神道、理当心地神道、垂加神道、古学神道と変遷し、近代国家形成期には、天皇に対する忠と親に対する孝を一致させた「忠孝一致」によって家制国家の国家神道を結実させた過程など、概略を解説して、それを「皇道儒学」の背景としたわけですよね。

 

「郷校」の校長である徐良模典校をはじめとして、参加者の皆さんがとても喜んでくださって、食事をご一緒しながらまたいろいろな話を交わすことができました。ある方は私が講義の中で説明した靖国信仰の解説を通して、「日本人が靖国神社にお参りしながらも、そこで『世界平和』を祈るという意識構造が初めて理解できた」とおっしゃいながら、「どこでこんな解説を聞くことができるだろうか」と称賛してくださいましたね。

 

もちろん、日本文化が素晴らしいなどという観点で話すことはなく、あくまでも知識としての相手の考え方の理解であるわけですが、互いの文化と意識を知って親しくなっていく上で、まだまだ日韓両国には互いについて学んでいくべき過程がいくらでも残っているなあと思いましたね。♪ヽ(´▽`)/

 

 

 

2度目の洪州郷校です。

 

 

講義の後にこちらでご馳走になりました。

 

 

美味しいおかず。

 

 

美味しいポッサム。

 

 

エビの塩辛と一緒にいただきます。

 

 

サバの煮物。

 

 

テンジャンチゲとケランチム。

 

 

栄養トルソッパプです。

 

 

お湯を入れていただきます。

 

 

今回も学ぶことがおおかったです。♪ヽ(´▽`)/

 

 

 

 

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