こんにちは。 気功整体師の岩瀬です。
言葉にはたましいが宿る。
人間以外の動物にももちろんたましいはあります。
当然、一寸の虫にも・・・
逃がした魚は大きい。
「よし、もういっちょ。」と、
次に垂らした糸の周りからは魚はいなくなる。
人間に釣り損ねられて、難を逃れた魚は、周りの仲間に
「あの餌には気をつけろ。近寄るな。」
と、合図するようです。
ラッコは、眠る時、流されないように昆布につかまって寝るそうです。
昆布がない時は、
親子(仲間)のラッコと離れ離れにならないように、
しっかり手をつないで寝るそうです。
雁の群れが、Vの字で飛行するのは、飛行機の翼のごとく
空気抵抗を少なくするためのようです。
動物の本能=たましいなのです。
なぜ、たましいを持つのか?
生きるため。
たましいとは、生命エネルギーそのもの。
たましいを持っているので、存続できるのです。
かつて、人間も言葉を持たない時期があったのです。
それでも、集落を形成し、集団生活をしてきました。
たましいとたましいをぶつけあい、
コミニュケーションをとっていたのです。
そのうち、言葉と言うものを編み出しました。
一人の権力者が決めたわけでなく、
大勢の人間が長い年月をかけて、徐々につくりだしていったのです。
だから、牛丼屋さんに行って、
「牛丼並、ツユダクで・・・」
と頼んだのに、カレーライスの大盛りが出てくることはないはずなのです。
例えば、悪という言葉。
この言葉が誕生した瞬間から、億いや兆、京、・・・那由他・・・。
それ以上の人が、読んだり、話したり、聞いたりしたわけです。
悪の字を見聞きするだけで、
嫌悪感を抱き、背筋がぞっとし、筋肉が硬直して、体調が悪くなったり
することさえあります。
言葉は、多くの人間の集合意識の結集なのです。
なので言葉は単なるコミニュケーションツールではありません。
言葉にはたましいが宿っているのです。
これを言霊(ことだま)といいます。
厳密に言うと、目に見えない小さな振動(波動)です。
小さな子供に、水の入ったコップを、
「ここまで、こぼさないで持ってきてね。」
と言うと、こぼす確率が上がるようです。
「ここまで、上手に持ってきてね。」
と言うと、こぼさず持ってくる確率が上がるようです。
頭ではわかっていても、できない。
なんだかよくわからないけどできた。
世の中のほとんどがこの言霊の所為で
簡単に、よい方向にも、悪い方向へも動くものなのです。
神(脳)は、あなたが何を望んでいるのか見抜いています。
本心より、欲しいものはなにか・・・?
「辛い。」
と口にしながら、笑顔でいるのは難しい。
逆に、
「幸せ。」と口にしながら、
怒った顔をするのも難しいもんです。
竹中直人みたいに、「笑いながら怒る人。」のをできる人もいるようですが・・・
笑顔は、幸せの印。
脳はそうとらえています。
なので、幸せと口にすればするほど、
幸せなことが、舞いこんでくる確率は上がってくるのです。
病気や、金欠、うまくいかない人間関係などで、
弱気になっている時は、
「○○にならないように・・・。」
と、
○○に焦点をあててしまいがちです。
牛丼頼んだのに、カレーライスが出てくる。
ようなことです。
もし、今、弱気になっていると感じているのであれば、
現状がどうであれ、
「幸せ。」と言う言葉を連発してみましょう。
言霊(ことだま)が、幸せな状態に導いてくれるはずです。
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