今日はちょっとだけ

 

   泣いてもいいですか?

 

 

   

 

 

 

 

 

 

次女の様子が少しずつ変になったのは

中学2年生の時でした。

 

1644gの未熟児で生まれて

背だけは大きく育ったものの、ガリガリで

 

幼稚園の頃には、その場での足踏みさえも頼りなく

 

私が一緒に、1 ・ 2 ! 1 ・ 2 !  と声をかけながら

手を振り、足を上げる練習をしたような子が

 

小学校4年生でミニバスケットを始めて

中学2年生からスタメンになると同時に

 

それまで同級生の間では

一番上手だとされていた子がリーダーとなって

 

突然の、次女への無視が始まったのです。

 

その時の詳細はこちら

        ↓

 一人一人は小さいつもりでも

 

 

 

     

 

 

 

 

 

 

その時の私は、辛い時間をすごしていた次女に言いました。

 

今の状態が、一生続くことは絶対にないから

 

高校に行ったら、ちゃんと友達ができるから … なんて

なんの確信もないのに、私は次女に言いました。

 

けれどその言葉は本当になったのです。

 

全国優勝を目指して集まった仲間達。

 

学年ごとに個性がある中、次女達の学年は

子だけでなく親達も、みんな仲良く

 

チームワークは抜群でした。

 

1年生の時から試合に出る子もいれば

 

同じ練習を三年間頑張っても、全く一度も

ベンチにさえ入れない子もいるというのに

 

高2からスタメンとなった次女のためにと

他校の長身選手対策の練習をしようと申し出て

 

ほうきを持って肩車をして、フラフラになりながら

自主練習に付き合ってくれたのも

 

その、全く一度もベンチにさえ入れない仲間でした。

 

自分はコートに立てないけれど

 

 

 

 自分の夢は、おサルの背中に預けたと

 

 

 

   

 

 

 

 

昨日、今日、次女から連絡がありました。

 

結婚式の招待状が届いた仲間達から

続々と連絡があり、その内容というのが

 

社会人チームの仲間はもちろん

 

全国各地に散らばった大学時代のチームメートで

一番遠方の、仕事がなかなか休めない友達からも

 

日帰りだけど、どんなことをしても行くと連絡があり

 

今、乳幼児の子育て中の高校時代の仲間達も、

 

おサルの結婚式のためなら協力すると

どの子の親もが言って下さって

 

小さな子どもを親に預けて前泊で、みんなで来ると連絡が …

 

こんなに、こんなに、申し訳なくて、けれど嬉しい話があるでしょうか。

 

あの時、自分と話をすると、その子に迷惑がかかるからと

自ら輪から外れて独りになったおサルのそばに

 

今は多くの仲間がいてくれるのを

見ている私が感涙です。

 

 

 

 みなさん!ありがとうございます!

 

 

     

 

 

 

 

 

もしもどこかで、今、一人ぼっちで

暗いトンネルの中にいる人があるのなら

 

やはりこの言葉を伝えたいです

 

今の状態が、一生続くことは絶対にないから


あなたはあなたの歩みのスピードで

一歩でもいいから前を目指せば

 

たとえ今は遠くても、いつか必ずたどり着く出口には

あなたを待っている人がいる

 

 

 

 

  ありがたき幸せに包まれた夜には

 

  大人だって泣いてもいいですよね