「陶器ってすげぇー!」ってついつい口に出てしまう人も…^^
本日もご訪問いただきまして、
大変ありがとうございます
前回、前々回とご覧いただいた
『陶器のビールグラス
泡の立ち方を検証してみよう!』という動画、
多くの方に見ていただいて大変うれしいです
3パターン作ってみたのですが
まだご覧いただいていない方がいらっしゃったら
ぜひご覧下さい。
「陶器ってあまり使ったことがないな~何がいいの?」
そんな方にぜひ見ていただければ嬉しいです
「陶器ってすげぇー」って思えちゃうかもです
で、
今日は陶器のビールグラス1点1点について
少し突っ込んでお話をしてみたいと思います。
まず本日は、「備前焼のビールグラス」です。
こんなのがあります↓
①土練り
②成形
③削り
④乾燥
⑤素焼き
⑥施釉
⑦本焼き
⑧仕上げ
と8つの工程を経て、上のようなビールグラスが出来上がります。
中でも⑦の「本焼き」では丸2日かけて焼き上げていきます。
温度は約1230℃です。
———————————————
・そもそもこのグラスで本当にビールがおいしくなるの?
・備前焼とはなんぞや?
—————————————————
もしあなたがご自宅で陶器のビールグラスを使って
缶ビールを飲むと・・・
お店で飲む、あの生ビールのクオリティーに変身してしまいます。
やっぱりお店で飲む生ビールはなんだかうまいんだよな~
ほんとは店行きたいけど今日は給料日前だしな~
お友達と飲みに行きたいけど子供おいて行けないし・・・
そんなあなたのお悩みは
この「陶器のビールグラス」が解決してくれます^^
特にこの備前焼のビールグラスは
【焼締め】と言って、釉薬(表面のガラス質の膜)を付けておりません。
唯一ついているのはこの藁(ワラ)を使って
表面に表情を付けた部分だけ。
その藁(ワラ)がこちら
これをグラスに巻きつけ、
オレンジ色のヒダスキと呼ばれる模様を出していきます。
備前焼は釉薬を使用しない昔からの伝統ある焼き物です。
その釉薬を付けていない焼締めた状態が
よりビールの泡がクリーミーになる条件に当てはまるんです。
でも、
陶器のすべてが、多孔質(多数の微細な孔(あな)をもつ物質)で
表面に細かな凸凹があり、発砲能力が高いので、
泡の寿命が長い傾向にあり、
きめ細かくクリーミーになります。
さらに、細かな泡は「ビールのフタ」の役目も果たします。
ビールの炭酸ガスやホップや酵母が醸し出した香りの急な発散や、
空気との接触による酸化を防ぎ
ビールのおいしさを保つ上で重要な役割を果たしています。
ビール本来が持つほのかな甘味さえ感じ取ることができ、
また、泡もちがよく、なかなか消えないという特徴も。
なので、
「よくどのビールグラスが泡立ちが良いんですか?」
というご質問をよくいただくのですが
私の選ぶ時のおすすめの基準、順番は
・お好きなデザイン
・色
・形
でお選びいただくのが一番いいと思っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました
----------------------------------------
------------------------------------------------
【スーパーのお惣菜を、手間のかかった手作り料理に
変身させる、不思議な器が自分で作れたら・・・?】
そんな御要望をかなえる陶芸教室はこちらからどうぞ。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
人気ブログランキングに参加し始めました
応援お願いしま~す。
↓↓↓↓↓↓↓
人気ブログランキング