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【重要】Windows 10を使い続けるなら・・・

Windows 10を使い続けるなら、万一のために、「修復ディスク」の付いたUSB「インストールディスク」を作っておこう!

<この記事の対象者:USB「インストールディスク」をお持ちでないWindows 10ユーザー>
1. Windows 7やWindows 8からWindows 10にバージョンアップして、Windows 10の「インストールディスク」をお持ちでない人。
2. Windows 10を購入した時の古い「インストールディスク」だけお持ちの人。


以前、Windows 10を使い続けるうえで最も重要なことは、ログインできない状態を避けるため、パスワードなどをなくさないこと、と記事でご案内しました。
※これは、マイクロソフトに連絡すれば解決できますが、手間と時間がかかります。

しかし、もしかすると、ソフトウェアやハードウェアのトラブルで立ち上げ不能になったときにでもWindows 10を立ち上げられるように、今回ご案内する「インストールディスク」を用意しておくことが、最も重要なことかもしれません。


加えて言えば、その「インストールディスク」は、あなた専用なのであなた以外には使えませんが、
何度でも、いくつでも、作れるので、
年に一回くらい新しいものに更新してほしいと思います。

と言うのは、Windows 10のシステムは、年2回大幅なアップデートがあり、しかも頻繁にアップデートしているからです。何年も前の「インストールディスク」では、最新のWindows 10のシステムにするため、何度もアップデートのための作業が必要になる可能性があります。
※「インストールディスク」及び付属のシステム「修復ディスク」は、内容も操作性も改善され続けているので、このためにも新しいほうが良いようです。


「インストールディスク」と付属の「修復ディスク」の簡単な説明


<1>「インストールディスク」
Windows 10の「インストールディスク」は、文字通りWindows 10をPCにインストール(セットアップ)させるためのものです。

最初にPCを使えるようにしたり、PCが動かなくなったりしたときにOSを入れ直して初期状態でやり直すために使います。


しかし、再インストール(OSの入れ直し)は、最終手段として使うべきものです。

と言うのは、再インストールでは、「インストールディスク」が作られたときのWindows 10そのものをセットすることになるので、PCを使っている間にインストールしたオフィスやブラウザなどの各種のアプリケーションもすべて消えてしまいます。(クリーンインストール等とも言われます)
※ユーザーデータは、消すことも、残すこともできます。


<2>システム「修復ディスク」
ご案内する「インストールディスク」には、その一部にシステム「修復ディスク」が含まれています。

「修復ディスク」を立ち上げると、いままでお使いのWindows 10を起動させずに、修復用のミニWindows 10が立ち上がります。
これで、ハードディスクなどにセットしてある普段使っているWindows 10のシステムに対して、その外部から修復を試みます。
※システムを立ち上げてその内部からチェックするのには限界があります。特にシステムの中心部に問題がある場合、ここはしっかりガードされているので、システムを止めないと修復ができない場合があります。
まあ、自分一人ではどうしようもなくなったときに、一旦自分の意見を捨てて他の人からアドバイスをもらうようなものです。

Windows 10のOSがおかしくなったときに、通常はトラブルシューティングなどをして修復しますが、それだけではどうしようもない場合があるからです。

「システムの復元」について
※OS側の多くの問題は、「修復ディスク」が無くとも、Windows 10の「システムの復元」で対応できます。

Windows 10のシステムでは、ある程度大きなアップデートがあったときなどに、システム上に「復元ポイント」が自動的に作られます。ユーザーデータは対象ではなく、Windowsのシステムそのものとアプリケーションが対象です。
※「復元ポイント」は、Windows 7のバックアップ・システムを使ってバックアップを実行した時にも自動で作られますし、あなたが望んだ時にも作ることができます。

これはPCの動作が異常に遅くなったときを始め何らかの大きな問題が発生しているときに、
PC上に残っている過去のイベント履歴のデータに基づいて、「復元ポイント」の直前の状態に戻すことができます。

履歴の対象となっているのは、
ユーザーデータの部分(C:\Users)ではなく、あくまでもOS側の部分です。
※Windowsで勝手にインストールしたアプリも、あなたがご自身でインストールしたアプリも、
どちらもOS側に作られているので、以前のOSの状態に戻したときは、その時の状態でのアプリも復元(消去されたり復活したり)されます。


これらの中から、もっともよさそうな時のシステムを復元します。

例えば、あなたが何らかのアプリをインストールして、それからシステムがおかしくなった場合は、それ以前の状態に戻せば、そのアプリを消して元に戻せまるはずですね。それを可能にするのが「システムの復元」なのです。



直前にご案内した「インストールディスク」を使って、クリーンインストールすれば、今まで苦労してインストールした各種のアプリケーション全てが消えてしまうので、これは本当に最終手段とすべきものなのです。

そこで、普段使っているWindows 10を動かさずに外部から修復を試みたり、以前のまともに動いていたときの状態にまで戻したりするときに使うのが、このシステム「修復ディスク」なのです。


 ― 「インストールディスク」をおすすめする大きな理由の一つは、「修復ディスク」が付属でついているから ―
※特にWindows 7(や8)から10にバージョンアップした人が作成する「修復ディスク」の場合です。

最近、Windows 10から、「修復ディスク」を作ろうとしても、「必要なファイルがありません」と表示され、作れなくなる事例が多くなっています。

特に、Windows 7から10にバージョンアップした人に多いように思います。
私の場合は、Windows 10のバージョン1809から作れなくなっています。

現在でも、何年も前に作っていたDVD上に作成した古い「修復ディスク」も使えます。

でも、バックアップ・ファイルからリストアするとするときには大抵何らかの問題が発生しているので、DVDでは立ち上げも(その後の操作も)遅くイラついてしまいます。
DVDよりもUSBメモリのほうが格段に早いので、いろいろ試せますし、新しいものは操作性も若干改善されているので使い勝手が良いのです。


ここでは、「修復ディスク」で何ができるか、2つだけ簡単に説明するだけにとどめます。
1. 「システム イメージ」からの復元
あらかじめ「システム イメージ」を作成しておけば、その時点のシステムとデータを復元できます。

「システム イメージ」は、デフォルト(既定)ではアプリを含むOS部分とユーザーデータ、つまりCドライブの全てのコピー、そのようなものです。これは、外部のハードディスクなどに作成します。
自動では作られないので、あらかじめ自分で「システム イメージ」を作っておく必要があります。

※「システム イメージ」は、OS側だけ(あなたがインストールしたアプリケーションも含みます)にしたり、ユーザーデータ側(C:\Users)だけにしたりもできます。ユーザーデータ側を、さらに細かく除外することもできます。

Windows 7のバックアップ・システムや他のバックアップ・ソフト等を使わない、
つまりだれでも利用できるバックアップ(と復元)のようなものです。


2. Windows 7のバックアップ・ファイルからの復元
Windows 7のバックアップ・システムは、基本的な内容だけですが、フルバックアップと差分バックアップを兼ね備えた、本来のバックアップ・システムです。

デフォルト(既定)ではWindowsのシステム側とユーザーデータの全てですが、それらのどちらか、または一部に変更できます。

若干問題点はありますが、設定したスケジュールに従い、自動で外部のハードディスクにOSやユーザーデータをバックアップできます。

そして、このバックアップ・システムでバックアップしたファイルからの復元に、システム「修復ディスク」が必要になります。

私には必須ですが、数年前からマイクロソフトでは非推奨となっているので、注意してください。


ご案内する「インストールディスク」の特徴


今回ここでご紹介する最新の「インストールディスク」の特徴をご案内します。
※システム「修復ディスク」も、この「インストールディスク」の中の一つの項目として作られます。

<特徴>
1. 最新OS!
作成時点で用意されている最新のWindows 10の「インストールディスク」が作れます。

Windows 10は、進化し続けています。
だから、古い「インストールディスク」であれば、最新のWindows 10にするまで、多くの更新作業が必要と予想されます。
作成時点での、最新のWindows 10の「インストールディスク」なので、万一Windows 10をインストールし直すとき手間が少なくて済みます。

何度でも、いくつでも、作れるので、年に一回くらいは、更新することをおすすめします。(できれば、USBメモリを2つ以上用意して、交互に更新するのがおすすめ。私は、2つのUSBメモリを交互に使っています。)


2. USBメモリ上に作れる!
「インストールディスク」は通常は、DVDに作られて配布されます。
でも今回ご案内するものは、高速なUSBメモリ上にも作れるので、USBメモリ上に作ることを強くおすすめします。
高速に作れ、しかも万一の時に素早く起動・利用できるからです。
※この記事では、USBメモリに作ることを前提としてご説明しています。
※エラーが発生した時には、遅いDVDで何度も立ち上げるのは大変でしたが、USBメモリに変更してからはストレスが少なくなりました。


3. あなたのPC専用!
正規ユーザー登録されているWindows 10の入ったPCで、そこそこまともに動いていることが条件です。

あなたのPCが動かなくなってからでは、あなたの「インストールディスク」は作れません!

※Windows 10を購入した人は最悪でもその時のディスクを使えますが、Windows 7や8からバージョンアップした人は「インストールディスク」がないので、どうしようもなくなります。

OSなどを買ったときには、パッケージに張られていたプロダクトキーを入力させられたと思います。このディスクを作るときには、あなたのPCを調べ、ディスクに必要な情報を自動的に登録しているようです。
だから、他のPCでは、あなたの「インストールディスク」は作れません。


4. 無料で安心!
マイクロソフトのホームページから専用の実行ファイルをダウンロードして作るので、無料で安心して作れます。


用意するUSBメモリ


8GB以上のUSBメモリが必要です。
まっさらなUSBメモリである必要はありませんが、作成時にはUSBメモリに書き込まれているデータは全て消去されます。

今は、USBメモリも安くなっているので、2つ買っておいて、半年か1年に一回くらい、交互に作成してはいかがでしょうか。
とりあえずは、PCがまともに動いている今、1つ作っておきましょう。

次はいつ作ればよいかですが・・・
Windows 10は年2回大幅なアップデートがありますが、春のものが事実上のアップデートで、秋のものはその修正のようなものになっています。しかも、今までのところ、秋のものは不具合が多すぎるので、個人的にはおすすめはできません。
そこで、春のアップデートが終わり、1か月ぐらいしてバグが収まったころ、次のものを作成されてはいかがでしょうか。


「インストールディスク」の作り方


8GB以上のUSBメモリを用意したら、次のマイクロソフトのホームページにアクセスしてください。
Windows 10 のダウンロード

こんな画面が現れるはずです。

ツールのダウンロード.png

【Windows 10 ツールのダウンロード】

最初に@を開いて、ざっとでもよいので、説明を読むことをおすすめします。
注意点すべきは、8GB以上のUSBメモリをセットしますが、セットされたメモリの内容はすべて消去されることです。

次に、Aの「ツールを今すぐダウンロード」をクリックして、後は指示に従えば、最新の「インストールディスク」が出来上がります。
『MediaCreationTool1909.exe』などの名称のファイルが表示されているはずです。
※ダウンロードするファイルの名称は、ダウンロードするときにより年度などが変わります。

そのまま保存・実行、または実行してください。

これから具体的に「インストールディスク」の作り方などをご案内しますが、パソコンに詳しい方は以下を読まなくても大丈夫です。


「インストールディスク」の具体的な作り方


最初に以下の画面が表示されます。

※ダウンロードした時に実行しなかった場合は、ダウンロード・フォルダから、『MediaCreationTool1909.exe』ファイルを探して実行してください。この名前の番号はダウンロードする時期により異なります。

インストールディスク01.png

【インストールディスク01】


内容に同意できなければ別ですが、同意して次に進みます。

インストールディスク02.png

【インストールディスク02】


今回必要のない「このPCを今すぐアップグレードする」が選択されていると思いますが、これを選択してはいけません。
その下にある、@『別のPCのインストール メディアを作成する・・・』を選択して、A次へ進みます。

インストールディスク03.png

【インストールディスク03】

表示されている内容は正しいと思いますが、一応確認して次へ進みます。

USBメモリ、既にPCにセットしてありますか?
念のための確認です。

インストールディスク04.png

【インストールディスク04】


USBメモリをPCにセットしてあれば、『USB フラッシュ ドライブ』が選択されているはずです。
次へ進んでください。

インストールディスク05.png

【インストールディスク05】


「インストールディスク」を作るドライブを必ず確認して、正しいものを選択してください。
選択された方の中身がすべて消去され、ここに作られます。

ちなみにUSB機器が他にもセットしてある場合、上の方が仮に選択されています。
要注意です。

正しいほうを選択したら、『次へ』をクリックしてください。
「インストールディスク」作成用のファイルのダウンロードが始まります。
しばらく時間がかかりますが、その間PCを使えます。

インストールディスク06.png

【インストールディスク06】


私は光回線を使用していますが、混雑していたせいか、ダウンロードに20分くらいかかりました。

ちなみにその後に検証があります。これは、すぐ終わります。

続いて、「インストールディスク」が自動的に作成されます。

インストールディスク07.png

【インストールディスク07】


この作業には、しばらく時間がかかります。
私は、PCで他の作業をしていたせいか、古いPCのせいか、終了するまで30分近くかかりました。

インストールディスク08.png

【インストールディスク08】


これで、最新の「インストールディスク」が出来上がりです。
あとは、「完了」ボタンをクリックして終了です。


もし気が向いたら、USBメモリを取り外す前にエクスプローラーで、右ボタンを使って、この「インストールディスク」のプロパティを開いて、「Win10 InstD」(半角なら11文字まで)などと名前を変更しておくと、後々便利です。

インストールディスク09.png

【インストールディスク09】


USBメモリの名前の変更は、エクスプローラーで直接変更できますが、
プロパティで変更するときはここで変更します。


以上でこの記事は終わりです。


あなたがWindows 10を使い続けるなら、
最低でもUSBメモリ1つに「インストールディスク」を作られることをおすすめします。

できれば、年に1度、5月の連休が終わった頃にでも、更新されることをおすすめします。
作業はダウンロードを含めて1時間くらいかかるかもしれませんが、ほとんどはバックグラウンドで作業を進められます。PC自体の更新ではないので、再起動もありません。


もしあなたが普段バックアップをされていないなら・・・
この機会にぜひともPC全体の「システム イメージ」も作られることをおすすめします。
最悪でも、現在のPCの中身を丸ごと回復できるからです。
「システム イメージ」作成には、ハードディスクなら何時間もかかりますが、
作成後は、安心感がまるっきり違います。


最後までご覧くださり、ありがとうございます。

【0x80070057】エラー修復の例:リストア後にWindows 10が起動しない!

【0x80070057】エラーの発生状況:フル・リストア時


他の記事でご案内したように、Windows 10(バージョン1903)では、2019年8月から、Windows 7のバックアップ・システムで、バックアップできるようになっています。

しかし、バックアップ・システムが使えるようになったと言うには、フル・リストアもできることが確認できなければなりません。
そこで、バックアップ・ファイルから、ユーザーデータと共にOSやアプリケーションなどのシステム全てのフル・リストアを試みました。

ところが、次のように、「パラメーターが間違っています。(0x80070057)」エラーが現われ、通常のWindows 10のシステムが立ち上がらなくなってしまいました。

0000復元不能:0x80070057.png

【復元不能:0x80070057】


このエラーは致命的です!
何しろ、通常のWindows 10のシステムが立ち上がらないのですから。

※「通常のWindows 10」と言っているのは、実はこのフル・リストアを含む「システム修復ディスク」では、「修復用のWindows 10」を利用しているからです。

※同じ【0x80070057】エラーは、Updateの時に、修復できないエラーとして現れることがあります。方法Bで修復可能な場合もあるので、他の方法でうまく行かない場合はお試しになってはいかがでしょうか。なおこの場合には、最後の解説もご覧になったうえで操作されることをおすすめします。


【0x80070057】エラー修復方法の例


始めに、「システム修復ディスク」を立ち上げ、「詳細オプション」のページを開いてください。
※修復ディスクの作成時期により、画面構成などが異なりますが、どのバージョンのものでも構いません。
※IMEの設定など、そのまま承認して、このページを開いてください。
※「インストールディスク」や「リカバリーディスク」に入っている「システム修復」でも構いません。

0015詳細オプション.png

【詳細オプション】


操作方法は、3通りあります。

方法A:スタートアップ修復
方法B:「コマンド プロンプト」でCHKDSKコマンド
方法C:以前のバックアップ・ファイルでリストア


これらの方法を順に試してみて、いずれかで、「通常のWindows 10」が立ち上がるようになったら、そこで終了としましょう。
エラーが出ていても、立ち上がるなら、あとはシステムによって徐々に完全なものへと修復されていきます、経験上。

ただ、あなたが方法Bの操作に問題がないのなら、方法Bを実行してから終了としましょう。
そうすれば、今回の操作だけで、完全なものになる可能性が高くなります。

では、修復方法を個別にご案内します。


方法A:ボタンだけの操作


これは「詳細オプション」で「スタートアップ修復」を実行するだけです。

この修復は、画面の指示に沿ってボタンをクリックするだけでとても簡単ですが、次の方法Bと比べると修復する力はあまり強くないようです。

【0x80070057】エラーでは、修復できる場合もあるしできない場合もあります。

でも、最初に1回は試してみる価値があります。

ただ、Windows 10のシステムが立ち上がらない状況では、おそらくあなたも1度は試してみているかと思います。

それでも、あえてご案内しているのには、わけがあります。


次のループをおすすめしたいからです。

方法Aでうまく行かなかったら、方法B。
万一、これでもうまく行かなかったら、一つ前のバックアップ・ファイルからリストア(方法C)。
これでうまく行かなかったら、また方法A、そして方法B。

これでうまく行く場合があります。

私の例ですが・・・
昨年のバージョン1809では、たまたま公開の日にインストールできました。しかし、この初期の製品はトラブル満載で、しばらくの間各種のトラブルの修復に時間を割きましたが、とうとう飽き飽きして以前のバージョン1803に戻すことにしました。

しかし、既に1か月近くたっていたので、Windows 10のシステムで以前のバージョンに戻すことはできません。そこで、バックアップ・ファイルからフル・リストアを試みたのですが、この【0x80070057】エラーが出て通常のWindows 10のシステムを立ち上げることができません。

この時には、まだ方法Bを思いついていなかったので、仕方なく方法Aと方法Cの繰り返しです。
そして、およそ3か月前のファイルから、エラーは出ているものの何とか通常のWindows 10を立ち上げることができました。

一度、通常のWindows 10が立ち上がれば、しめたものです。
Windows 10のシステムが一応立ち上がれば、利用している間に少しずつ修復されていきます。
この時のトラブルでは、数日に1回程度再起動を求められましたが、およそ1か月で正常になりました。



あなたが、方法Aでうまく行かなかった場合、まずは次の方法Bをおすすめします。

しかしそれでもうまく行かなかった場合は、今回バックアップしたファイルよりも前の日時のバックアップ・ファイルからリストアを試してもらいたいのです。
個人のPCなら、寝ている間や仕事に行っている間にリストアを試みれば、次々とリストアを試せます。
最近のバックアップ・ファイルに問題があっただけなら、それ以前のファイルでうまく行くことがあるので、あきらめずに実行されることをおすすめします。

私は、昨年1809から1803へフル・リストアで戻したときは、Windows 10のシステムを再度立ち上げることができるのか全く不透明でした。
一週間かかりましたが、これで助かりました。
※その前の1809アップデートによる手ひどく腹立たしいトラブルの1か月を思い出せば、なんということもありませんでした。


方法B:「コマンド プロンプト」での操作


同じく「修復用のWindows 10」を使うのですが、その中の「コマンド プロンプト」を使って、コードを打ち込んで修復を試みるものです。


この方法は、わずか1行の命令を打ち込んで実行するだけなので、とても簡単で、しかも強力です。
しかし、「コマンド プロンプト」の操作になれていない人にとっては、敷居が高いかもしれません。でも、慎重に実行すれば、誰でも実行できます。

今回、バージョン1903の元で、バックアップ・ファイルからの復元を試みたときには、念のために事前にPCや周辺機器に故障が無いことを調べています。

そして、リストアに失敗した後、リストアされたOSやユーザーファイルをざっと調べておおむね問題が無いことを確認しています。

そのうえで、chkdskコマンドで何とかなるのではと考え付くまでに1日かかりましたが、あとは一気に修復です。


「詳細オプション」から、Bの「コマンド プロンプト」を選択します。
次の画像は、合成した画像ですが、このような黒い画面が現れます。

0021chkdskコマンド.png

【chkdskコマンド】


ここで、プロンプト「>」の右隣りに、「chkdsk c: /f」と入力し、リターンキーを押します。
※文字は半角の小文字が設定されているので、そのまま上記カッコ内の文字を入力してください。大文字でも構いませんが、全角文字ではだめです。空白部分は、スペース・キーを使います。

操作は、これだけです。
これであなたのパソコンのCドライブの簡単な物理的なチェックを行った後、ファイルのチェックが実行されます。

ちなみにここで何をやるのかというと・・・
通常のWindows 10のシステムが置かれているのはCドライブなので、このCドライブに対して、修復オプションfをつけて、チェックディスク・コマンドを実行するのです。

修復オプションがついていると、Cドライブに対して簡単な物理的なチェックを行った後ファイルのチェックを実行し、問題があれば修復されます。全ての問題が解決されるわけではありませんが、かなり強力にチェックと修復が実行されます。


次の画像は、実際の修復時のものではなく、修復が成功した後の画像です。こんな処理がなされることをご案内しています。

0022chkdskの例.png

【chkdskの例】


私の場合【0x80070057】エラー修復のためにこのコマンドを利用した時には、「ステージ 2」で、いくつかのエラーが出て、修復されました。
おそらく、多くの場合は、この部分の修正でうまく行くと思います。

コマンドが終了すると、元の「X:Sources>」が表示されます。
※時間は、数分から数十分程度になると思います。通常は、あなたのセキュリティソフトでの簡易スキャンよりは少し時間がかかり、フルスキャンよりはずっと短い時間で終わるはずです。

「exit」と入力しリターンキーを押せば、「コマンド プロンプト」は終了し閉じますが、単純にウィンドウの右上にある閉じるボタンを押して終了できます。

その後、PCを再起動してください。

修復が成功していれば、通常のWindows 10のシステムが立ち上がります。


「コマンド プロンプト」は、普段のWindows操作とは異なるので、心配があるかもしれませんが、余計な操作をせず慎重に実行すれば安全です。

単純ですが強力な操作なので、あなたの場合もこれでうまく行くことを望んでいます。

おそらく、ほとんどの場合これでうまく行くと思います。


方法C


もし、方法Bでも修復できなかった場合は、今回利用したバックアップ・ファイルそのものが壊れているのかもしれません。
※バージョン1809のバグがたくさんあった初期のものを利用したことがあり、1809の時にバックアップを試みた場合は、私の場合と同じようにバックアップの設定データも壊されている場合があります。

この場合は、最新のではなく、以前のバックアップ・ファイルでリストアを試してみることをおすすめします。
そのうえで、方法A・方法Bをお試しになることをおすすめします。

古いバックアップ・ファイル(システム イメージ)からリストアしたら・・・
OSやアプリケーションは、その古い日時のバックアップした時の状態に戻ってしまいます。
また、ユーザーファイルは、同じく古いデータに戻ってしまいます。

<対策>
〇アプリケーションが削除されてしまった場合は、残念ながら、そのアプリケーションを再インストールしてください。その他の場合は、状況により何もしなくてもよい場合もありますし、再度バージョンアップが必要になる場合もあります。

〇OSは、つまりWindows 10のシステムは、利用している間に、最新のものへとバージョンアップされていくので心配はいりません。

〇ユーザーファイルの場合は、少し込み入っていますが、Windows 10の元で、最新のバックアップ・ファイルから、復元できます。

復元方法は、ユーザーファイルのバックアップ方法によって異なります。つまり、Windows 7のバックアップ・ファイルから復元するのか、Windows 10の元で「ファイル履歴を使用したバックアップ」から復元するのかによって異なるのです。

が、どちらにしても、リストアに使用した「システム イメージ」が古くOS・アプリとユーザーファイルが古いものになったとしても、
「ユーザーファイルのバックアップをした分」については、最新のユーザーファイルのバックアップ・ファイルから復元できます。
方法は、検索すればたくさんの記事が見つかるので、そちらをご覧ください。


以上で、【0x80070057】エラーの修復方法は終わりです。

エラーや修復の解説をこの後記載していますので、興味のある方はご覧ください。
お疲れさまでした。


【0x80070057】エラーと修復の解説


主にWindowsのプログラミング経験のある方へ
※プログラミングの初歩的な解説は、あまりしていません。

【0x80070057】エラーと対処の可能性


【0x80070057】は、文字通り(メソッドの)パラメーター(引数)が間違っているのです。

例えば、「COR_E_ARGUMENT (0x80070057)」メッセージなどの様に。
これは、「.NET Framework」で、メソッドに渡されたパラメーターのいずれかが無効な場合にスローされる例外の一つです。


つまり、単なるエラーではなく、例外として処理されるので、そのメソッドは中断されます。
だから、Windows 10のシステム内でのトラブル・シューティングでは、直しにくい面があります。
しかも、システムの基礎的な部分の問題であればなおさらです。


このような場合には、システム自体をいったん止めて、システムの外側から修復を試みるとうまく行く場合があります。
※今回の【0x80070057】エラーでは、そもそも通常のWindows 10のシステムが立ち上がっていませんが。

例えば、今回の方法Bのように。
※この時には、「システム修復ディスク」を使っていますが、これは仮想ドライブXで修復用のWindows 10のシステムを動かしているのです。


外部のWindows 10のシステムから「コマンド プロンプト」を起動させ、Cドライブにある通常のWindows 10のシステムの修復を試みているのです。
これなら、きわめて低レベルなコマンドも使えます。


【0x80070057】エラーが発生している状況の再確認と対処


実際にリストアされたファイルをざっと調べてみると、ユーザーファイルだけでなく、OSのファイルについても、外見上特に気なる問題は見つかりませんでした。
※最新とその前のフル・リストア後の2つのフル・リストア後にざっと調べました。
※ちなみにPCや周辺機器の物理的なエラーなどは無いことは、事前に確認済みです。


「つまり、バックアップやリストアのシステムの主要な部分には問題がなく、補助的なデータ部分に問題があるのではないか」、そう考えました。


そこで、(一番チェックしやすく)根本的に修復しやすい方法は何かと考えると、CHKDSKコマンドのようです。
方法Bで試してみると、5・6個のリンク情報を修正して、無事通常のWindows 10が立ち上がりました。


【0x80070057】エラーでは、これだけではどの部分に問題が発生して、どのメソッド(プログラム)に問題が発生しているか、特定はほぼ不可能なように思います。
※単に、私の知識不足かもしれませんが。

結局どこのどの部分に問題があったのか特定はできませんでしたが、それを調べるのは目的ではないので、修正できたことで完了としました。
おそらく頻繁なアップデートの最中にシステムデータやシステムイメージの中に不整合ができたのではないかと思っているのですが・・・

その後、既にかなりの日数が経っていますが、問題は現われていません。
そこで、解決方法の一つとしてご案内する次第です。



なお、Updateの時にも同じ【0x80070057】エラーが出てうまく行かない場合があります。
この場合も、同じように「システム修復ディスク」を使ってCHKDSKコマンドを実行(方法B)してみてはいかがでしょうか。治る場合も多いかと思います。
※ちなみに、「通常のWindows 10のシステム」上で「コマンド プロンプト」を起動させても、CHKDSKコマンドはうまく働きません。
それは、今動いているシステムの根幹の部分を、内部からチェックし修復しようとすることになるからです。
一旦通常のWindows 10を終了させて、そのうえで「システム修復ディスク」を使って外部から操作してください。


つたない解説ですが、少しでもお役に立てれば、幸いです。
以上です。
最後までご覧くださり、ありがとうございます。

Win7のバックアップが取り消される:Windows 10

001バックアップ エラー.png
【バックアップ エラー】

Windows 7のバックアップ・システムを利用した時、
せっかく長い時間をかけてバックアップしたと思ったら、
上の様に「バックアップは正常に完了しませんでした」とダイアログで表示される!ことがあります。

これは、2019年9月現在Windows 10バージョン1903で、Windows 7のバックアップ・システムを利用した時にも起こります。
今回は、これの簡単な解決法の一つをご案内したいと思います。


どんな状況なのか


むやみやたらに解決法を探すのは効率的ではありません。
まずは、何がどうなっているのか、その状況を確認したいと思います。

「バックアップは正常に完了しませんでした」と表示されたとき、
どのように正常に完了しなかったのでしょう。

確認のために、「オプション」をクリックします。

002エラー オプション.png
【エラー オプション】

残念ながら、長い時間をかけてバックアップ作業をしたのに、「バックアップは取り消されました。」と表示されています。

あえて言うなら、いつもより長い時間をかけてバックアップされたのに、取り消されているのです。

しかし、『いつもより長い時間がかかった』、ここにこそ問題が隠されているのです。


バックアップが取り消された原因と解決策


結論から言うと、多くの場合、
前回(まで)のバックアップが正常に終了していなかったため、
今回バックアップしようとしてもうまく行かなかったのです。

親亀がこけているから、子亀がその甲羅に乗れないのです。

だから、バックアップの時間が、いつもより長かったのです。

こんな時には、正常にバックアップされたところまでさかのぼって、
それ以降の最近のファイルを全部削除してください。

いつまでが正常にバックアップされていたのかは、
「バックアップと復元(Windows7)」ウィンドウで「最新のバックアップ」の日時を見ればわかります。

003バックアップ取り消される.png
【バックアップ取り消される】

「前回のバックアップが取り消されました。」と、表示されています。
そして、最新のバックアップのところには、
今回の日時(9月12日)ではなく、過去の日時(8月31日)が表示されています。
つまり、2019年8月31日16時より後のバックアップは無効だということがわかります。
これらのバックアップ・ファイルはすべて何らかの問題が発生しており、削除すべきファイルなのです。

そこで、この上に青文字で表示されている「領域を管理します」をクリックして
「Windows バックアップ ディスク領域の管理」ダイアログを表示します。

そこの中段あたりの「データファイルのバックアップ」の中に、「バックアップの表示」ボタンをクリックして、過去にバックアップしたリストを表示し、問題のあるバックアップ・ファイルを削除します。

071バックアップの削除.png
【バックアップの削除】

これは先ほどのステップを踏んで、バックアップ・ファイル(より正確にはバックアップ・ファイルのセット)を削除しているところです。
実際にやってみればすぐわかるので、3つのダイアログを、重ねて表示しています。


表示されているリストは、バックアップ・ファイルが一つの場合もありますが、多くは複数のバックアップ・ファイルが含まれたバックアップ・ファイルのセットです。
最新のバックアップより後のセットはすべて削除してください。


この後、改めてバックアップをやり直してください。
多くの場合、今度はバックアップが成功し、次のように表示されるはずです。


081バックアップ成功メッセージ.png
【バックアップ成功メッセージ】

このダイアログはもう不要になったので閉じて、
「バックアップと復元(Windows7)」ウィンドウの
「最新のバックアップ」のデータを見てください。

082バックアップ成功.png
【バックアップ成功】

「最新のバックアップ」の日時は、今回バックアップしたものに更新されているはずです。

これで、今回は正常にバックアップされたことが確認できました。

以上です。お疲れさまでした。
最後までご覧くださり、ありがとうございます。
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