岐阜/医大生が指導する明光義塾長良教室&芥見教室

医大生が個別指導する全国でも珍しい塾が明光義塾長良地区、芥見地区に登場。山県市、美濃市、関市からも通塾されています

★勉強の遅れている子

2020年09月06日 10時29分21秒 | 受験

★志望校判定模試

 かなりきつい台風が来てきます。今日は「志望校判定模試」を実施いたしますが何とかお天気は持ちそうです。しかし、今朝6時には奄美大島の南東190キロを1時間におよそ20キロの速さで北に進んでいるようです。ご注意ください。
 さて、本日は長良教室&芥見教室共に「志望校判定模試」を実施いたします。朝方慌ててブログを書いていますが少し何故こういったことを始めたのか書いておきたいと思います。

 このテストは全国模試です。かなりな方が受験をされます。そして難易度もかなり高め。かなり高めと言いましても一般的に岐阜新聞テストと比較しますと左程の差は感じませんが難易度は高め、偏差値の誤差は±1点でしょうか。問題は偏差値です。偏差値表は http://mm-homepage.com/dozan/  の志望校判定模試の中にありますので参照ください。
 このテストを始めたのはもう17,18年前のことです。明光義塾とは全く関係はありませんが現在は同じものを使用しているようですが私どもは始めた切っ掛けは個別指導だからなのです。個別指導ですと苦手科目しか受講をしないと言うことが主体になってきます。そうしますとA君が英語、数学を週に2回受講したとしますと残りの理科、社会、国語の点数はどうなっているのか分かりません。それでも受験は実施していましたが受験生しか受けないと言うことが分かりました。従ってお子さんの全体像が理解出来ないのです。このことが将来「土曜講座」に繋がっていくのですが受検をしない方は学校の成績の動きは分からない。いい成績を取った方は話をしますが取れなかった方は言わない。それでは困るわけで全員に受験をしてもらうことにしました。その代わり受験料は無料に致しました。この無料化は高校生の全国高校共通テスト(旧シニア模試)が始まるまで無料でしたが高校生の費用までは無料に出来ませんでしたので時同じくして半額負担と致しています。これはそうするしかなかったのです。他塾では講習の後に確認のために実施を最近では当たり前になっていますが私ども同じように進めていました。

 ただ現在でも違うことがあります。それは「志望校」を判定することです。5校まで、高校生は6校まで判定が出来ます。中学受験は小学5年生から受験判定をしています。高校生は通常進研模試などでは2年の秋口から判定が出来ますがこのテストは1年生から実施いたします。難易度はかなり高めですがこれも全員が受験をして頂きます。

 このように志望校を判定することで自分の立ち位置が分かります。そうしますとどうしても5郡に入りたいと思うのでしたら現在入れるかどうかとなります。不足しているのならば何点不足何処を直せば可能なのかすぐに分かります。また全国模試ですから全国の高校の判定が出来ます。転勤で岐阜を離れる、スポーツで他県に行きたい方など学校では分かりません。資料がないのですから分かるはずはないのです。昨年は大阪桐蔭高校を書いていた子がいました。高校生は東京大学を書いていた子もいました。自由でいいのです。そこにテストの奥の深さを知ることが出来ます。何としてもA判定をというのではなく自分の位置を確認すると言うことが大事なのです。今回から小学英語のテストも実施いたします。勿論リスニングも入っています。5年生からですが私どもより子供の方が楽しみにしています。

 こういう経緯で志望校判定模試を始めましたが受験生だけでなく中学」1年生から実施することで入試に対する心構えが変わってきます。こういうことを書きますと明光義塾長良教室&芥見教室の個別指導は優秀な子供だけが対象かと思われがちですが正直優秀な子も遅れている子も見えます。試験がないのですからそういう事実はあります。ですが問題は遅れている子がどうして成績が伸びるかということです。
 一つにはどの子も自分の力が分かっていなかった。最初の面談時にご父兄の方から言われるのは
「勉強の仕方がよく分かっていない」
「やれば出来ると思うのですが・・・」


 こういう言葉をよく聞きますが私は全て間違っているとは申しませんが事実を認めてからどうするかを考える必要があると思います。そこで塾に来たと言うのでは塾も正直キツイです。
子供は永年小学時代から勉強していいとこも悪いとこもあるのです。いいところは残しておくべきだと考えていますし特徴は活かしてあげたいと思います。昔、数字を書くのに三角定規を使用する生徒がいました。定規をクルクルと回し書きますから時間がかかる。そこで何とか止めさせて欲しいと頼まれたのですが毎日器用に使っていますので一種のリズムみたいなものです。そこでお子さんと話をして定規を使って時間を切ってテストをしました。何度しても時間内には終わりませんでした。結局その生徒は今の定規の使用はテストには通用しないと理解をしたのです。そして彼が考えたのはフリーハンドで殴り書きをすることでした。
「やっとわかったか」

 その子は塾に見えた時250点前後でした。中学2年生夏です。その後の成績は驚くような成長を見せました。テストで下がることがないのです。結局岐阜高校に入りました。恐ろしく才能が開花した瞬間でした。このことはたまたまかもしれませんが誰もがいいところを持っていますし悪いところも持っています。何故、直さないといけないのか身をもって考えないと成績は上がりません。

 その他ノートはメモ書きのように思っている子やノートにきれいに整理しすぎる子、蛍光ペンを何色も色どりをする子など様々です。みんな私どもの教室に入ってきた子は遅れている子の方が多いです。しかし、必ず100点はUPしているはずです。400点ある子は目標を加納高校から岐阜北高校に、300点の子は岐山、長良高校に目標の設定をしています。しかし、その理由が大事なのです。単に目標を並べるのは昔の化石のようなものです。単なる数字合わせです。目標は達成するためにあります。達成しないのは指導者に問題があります。子供が勉強しない、だから成績は上がらないと言う方は責任転嫁と言わざるえないのです。そこまで言うことではないかもしれませんがそれでも親身になって考えてやることが大事です。

 ともあれ共に歩もうじゃないかということです。出来る子を指導するのはある意味楽かもしれませんがそれでも全員東京大学に入れるわけではないし岐阜高校に入れる訳でもありません。ですがその子なりに全力で頑張ってそれでも遅れていくのにはそれなりの理由があるのです。勉強の仕方ではなく心構えから直していく必要がありますがそれには何故?納得・・・が必要になると思います。

 今日はそんな理由で駆け足でブログを書いてみましたが遅れている子はそれなりに考えてあげれば伸びます。100点は必ず上げれます。勉強の仕方でなく何故?納得・・・の世界なのです。敢えて言うならそれが勉強の仕方かもしれません。今年も入塾半年、1年で400点台の生徒が続出しています。それにはそういう理由があるのです。塾の勉強は手品ではありません。

<今日の言葉>
『青春時代には、不満はあっても悲観してはならない。常に抗戦し、かつ自衛せよ。もしいばらにして、踏まねばならぬものなら、もとより踏むのもよいが、踏まずに済むものなら、みだりに踏むべきではない』
              魯迅

<今週のYouTube>
尾崎 豊 『シェリー』
尾崎豊 - シェリー

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<詳細>
http://mm-homepage.com/dozan/

長良教室 058-210-1730
芥見教室 058-244-0170

 


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