お早うございます。
人材育成コンサルタントの鈴永啓子でございます。
庭のハイビスカス、
一日しか咲かないので愛おしい・・・・・
「そもそもですね、・・・・」
対応していた銀行員の人、
丁寧な応対、
丁寧な言葉遣いの中に、
この単語に限り、
頭の”そ”よりも、次の”も”のトーンを上げ、そのあと平たんになる、
”尻上がりアクセント”と呼ばれる流行りのアクセントが出てきました。
「NHK日本語発音アクセント新辞典」によりますと、
”そもそも”は本来、
”もしもし”と同じように、
最初の”そ”や”も”のトーンが高い、「頭高式アクセント」のようです。
ちなみに、
前述した流行のアクセントは、「平板アクセント」というらしいです。
新しい言葉やアクセントが生まれるのは世の常で、
100%否定するものではありません。
いつも書いている通り、
日本語は本当に美しい言葉で、
アクセントも、
言葉どうしが滑らかにつながるようにできているように感じます。
ある一定の言葉だけを、
流行に乗って楽しむ程度であればほほえましいのですが、
それが定着していくことに抵抗を覚えます。
本来のスタイルを知ったうえで、
流行を一時期楽しむ、
それがベストであると感じます。
ただし、
公共の立場にいる人、
40代以上の大人世代、
仕事中、
子供の前などでは、
基本的な言葉遣いを意識的にするのが、
大人としての責任であると感じます。
なんでも堅苦しく考えることは反対ですし、
柔軟性も大切、
でも
それは、
「何が正しい」かを知ったうえで、
自分の責任においての柔軟性だと、
仕事ではお伝えしております。
ただブームに乗りたい、
なんとなく使ってみたい、
若者ぶりたい、
それが許されるのは、
ある一定の世代だけかもしれません。
お願いできましたらうれしいです。
↓ ↓