明大八幡山Gでの死の三つ巴! | ラグビーを楽しもう!  

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みなさんこんにちは❗

先日の本郷祭の招待試合を見て感じた事があります。ノックオンなどの簡単なミスが多いと言うことです。ミスはどんな選手にもある事であるのは理解できるのですが、ここぞと言うチャンスでのノックオンは、チャンスを失うだけでなく、ピンチになる訳ですので、極力避けたいのです。

バックスは、フォワードが苦労して苦労してターンオーバーしてくれた球をイージーミスで相手に与えてしまったら、フォワードに申し訳ないと言う気持ちになり、その場で一言謝ったりしていました。そういう時は、『ドンマイドンマイ』とお互いに声を掛け合う事で、気持ちを切らさないようにチームの結束を高めていたように思います。

最近の選手は、ミスしても平然として、笑顔すら出ている場面を何度か見ました。時代が違うと言ってしまえばそうかも知れませんが、チャンスをピンチにしてしまうミスはどんな時代でも歓迎されるべき物では無いはずです。

昔話をすると、今の若者には通じないかも知れないが、1980年前後の東京のラグビーはもっとレベルが高かったです。当然の事ですが、いわゆる凡ミスはトップレベルの4強と言われるチームでは一試合で1回とか多くて2回程度出るかと言う感じであったと思います。ボールをキャッチするスキル、パスするスキルのレベルが格段に上だった気がします。

 
ミスの多さのもう一つの原因を私は特定しました。敵と接触する際の片手でのボールの扱いです。両手でボールを持つ事によって、相手との接触の際ボールを落としてしまう確率は格段に低くなります。そう言う基本の部分がお粗末になってしまっている事を感じました。
 
本郷祭招待試合にて、対川越東高校戦

なぜそう言う差が生まれたかと考えると、現在との大きな違いは、真剣勝負をする機会の減少だと思っています。八幡山の明大グランドに、目黒、久我山の両王者が互いに切磋琢磨して高めあってたあの時代。全国トップレベルのチーム同士が毎週末真剣勝負を重ねていたら、レベルアップするのは間違いないです。

本郷高校の当時の大浦監督は、どうしても花園に行きたいと考えた末に辿り着いた答えが、相手の懐に入って身をもって全国レベルの技術やパワーを学び、自分達の物にしてしまう方法。八幡山詣でした。
↓↓↓ 『雑草軍団からラグビー日本一を目指し続けた軌跡 高校編第三話 ”チャレンジ”』 参照
https://ameblo.jp/tom-dus/entry-12384805319.html?frm=theme

 


トップレベルの試合では、拮抗したゲーム展開になる事が多いため、結局ミスした方が負ける事になる。だから、ミスに寛容なチームは弱いのである。この論理は時代などに関係なく現代のラグビーにも共通である事は、言うまでもありません。

今の東京のレベルをアップして行くには、トップレベルの競い合いの機会をもっと互いに増やしていける場を作ることであり、それを各チーム意識してやって欲しいですね。

東京は近年国体では優勝しています。オール東京として纏まれば、十分に強いチームになれるだけの人材は東京にはいるのです。ただ、残念ながら単独チームとしてのレベルアップは充分図れていません。そこにメスを入れていかない限り、東京に花園の覇権が戻ることは無いと思います。

頑張れ本郷高校フィフティーン❗
 

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