中国政府が禁止する中、香港で数千人が天安門事件の犠牲者に祈りを捧げる | チベットとビルマの難民支援 難民支援NGO"Dream for Children"公式ブログ

中国政府が禁止する中、香港で数千人が天安門事件の犠牲者に祈りを捧げる


4日、中国政府の禁止に抗い、香港に数千人が募った。1989年の天安門事件の犠牲者に祈りを捧げるためだ。

 
ビクトリア・パーク周辺には中国当局がバリケードを設置していたが、人々はサッカーグランドへとたどり着いた。そして、天安門事件の犠牲者に祈りを捧げるべく、キャンドルビジルを行った。
 
キャンドルビジルの主催者香港市民愛国民主運動支援連合会は、当初、数分間の短い儀式の中継を予定していた。そして、人々に、場所は問わず、キャンドルビジルを行うよう呼び掛けていた。
 
しかし、香港市民愛国民主運動支援連合会の指導者李卓人たちは、サッカー場へ向けて、ゆっくりと、しかし、着実に歩を進めた。

参加者たちは、午後6時30分に、キャンドルビジルを開始した。その後の2時間で、多くの人がサッカーグラウンドに集った。過去に比べ人の数は少なかったが、それでも、6つのグラウンドが人でいっぱいになった。
 
香港市民愛国民主運動支援連合会のメンバー Huang Jinping は、北京の万安公墓に眠る遺族に祈りを捧げ、中国政府に対し、「真実、補償、説明責任」を求めた。
 
「中国政府には、天安門の母と対話することを要求します。そして、真実を語ることを求めます。」
 
「いかなる困難があっても、いかなる運命のいたずらがあっても、私たちの決意は揺らぎません。」
 
天安門大虐殺で息子を亡くした Yin Min (77) は次のように語った。
 
「あれからもう31年になりました。私たちは歳をとるばかりです。健康状態も悪くなる一方です。」
 
「ムードも悪くなり、悲観的になっています。」
 
「それでも、希望を持ち続けます。」
 
【亀田浩史訳】
 

 

 

 
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