アクティブシューターとはアクティブシューターとは、無差別殺傷事案のことであり、個人が人口密度の高い地域・場所(レストラン、学校、職場、モール等)においてのことであります。恐いことは、いつ、どこで、誰が標的になるかが解らないことです。アクティブシューターが発生そして続く時間は大体15分程度であり、これら緊急対応要員(警備員、警察官)がどう対応するかにも変化しますので、個人が迅速にそして効率よく行動することが命を左右することになります。
①状況把握- 発砲音が聞こえたか。何発か。どこで発生しているか。何名容疑者がいるか。
②退避- 他の人の意見を待つ前にすぐに退避
- 所持品は置いていく
※ここで避難することができるかがカギとなります。自分がよくいく場所で”もし”が生じる可能性もありますので、どうするかを考えて行動も考えておく
③110へ連絡- 安全なエリアに避難したら、100へ連絡し事案の出来る限りの情報を伝える
※伝えるべき内容
- どこで発生したか(例:モールの2Fのオモチャ屋の前)
- アクティブシューターの数・何名か
- かれ・かれらの容姿(性別、服装、靴、体重、身長等)
- 凶器を所持していたか;詳しく
- 犠牲者の数とその場所
④退避できなかった場合⑤バリケード- 隠れなければならない場合は物でバリケードを作れる部屋を選ぶ
- 内開きドラの場合は重たい物を置いてバリケードに
- 携帯電話の電源を消す
⑥隠れるとき- 他の人とかたまっているとターゲットになりやすいため避ける。
- 仮に隠れてる場所に入って来た場合にどうするかを予め考えておく
⑦対峙- 仮に他の選択肢がなく対峙しなければならない場合、生き残る方法を考え行動する
- 覚悟を決めて戦う
【警察官がきたら】
- 落ち着いて警察官の指示に従う
- 丸腰になる(手荷物等は持たない)
- 両手を上げて指を開く
- 両手は常に警察官が見えるように上げておく
- ゆっくりと行動をとる;急いで動いたりしない
- 叫んだり、興奮したりできるだけしない
- 質問をしない
※基本的に初期対応の警察官の役目はどこにアクティブシューターがいるのかを発見・捕獲することです。そのため、怪我人がいたとしても彼らは助けている余裕はありません。第二陣としてくる警察官および救急隊がくるまで待つことになります。