↑明るくなぐさめてくれるリスキチの優しさあるいは気軽さがっ
といいますか
燃堂ロバーハオ・斉木ロバアト・海藤ちびロバで
スミマセン!!!
というわけで、本題の犬食(けんしょく)文化。
わたくし、日本人は例えばアメリカ人と比べて大腸が長い(←ということは実はなく、ほぼ同等だとか)のだから、さぞ長年にわたり草食生活を続けてきたにちがいない!
山地の猟師さんがイノシシなんかを食べる程度で、あとはコメと野菜と魚。以上!!
さらには仏教の精進料理だってあることだし!!!
と、思いこんでいたのです。
でも・・・・
斉木くんや燃堂くん()がおっしゃるとおり、日本人、イヌ食べてましたー!!
いろいろ読んでみると、戦国時代の血みどろな日々により、人々は殺戮という行為に慣れ、命の大切さに鈍感になっていたのだそうです。
それが、5代将軍・徳川綱吉の生類憐みの令により、日本は変わった。
この令、
>保護する対象は捨て子や病人、そして動物である犬、猫、鳥、魚類、貝類、昆虫類などにまで及んだ。<
(ウィキペディア「生類憐れみの令より)
例えば、旅館は病気になった客を追い出していた。
そんな”そんな殺生な”行為を禁止し、捨て子は養育するようにしたのだそうです。
>この法令自体は徳川綱吉の治世に限られ、影響も一時のもので終った。ただし特に犬を保護したことについての影響は後世まで残り、中国や朝鮮半島で犬肉が一般的な食材になっている一方で、日本では現代に至るまで犬肉は一般的な食材と看做されなくなった。<
(ウィキペディア「日本の獣肉食の歴史」より)
へーーーえ、そーだったんだー
てかロバアト教授ちょとうろ覚えだったけどよく知ってたな日本のそんなことっ!!
ついでに、綱吉というと私たち世代は悪政のイヌバカ将軍様なイメージで教わりましたが、その後研究が進むにつれ、最近の教科書ではずいぶん良い評価に変わっているようです。
・・このようにして、犬を食べるのをやめた日本人。
庶民にもペットやガーデニングが愛好され、生類憐みの令から約150年後、江戸時代の終わりごろには
という犬愛に満ちた飼育署がベストセラーになったとか。
犬狗養畜伝(けんくようちくでん)。
↑犬を飼うのは子供を育てることと同じと考え、その一生に責任をもつべし。
と書かれています。
ちなみに
他諸国の犬食文化はどうなっているかというと、日本の隣国あたりは置いといて(汗)
食べてる(た)派。
・古代ギリシャ・ローマでは常食されていた。
・今世紀においてもドイツ語圏のスイスでは犬食する人がいる。
・ドイツでは犬肉屋があったが、1986年に流通が禁止された。
食べない派。
・イギリスは犬や馬は特別な存在で、その肉を食べることを嫌悪する。
・イスラム教では犬は不浄の存在であり、ユダヤ教でも犬食はタブー。
(以上ウィキペディアより)
みたいなかんじです。
へえー。スイス、ドイツ。そうなんだー
ところで、生類憐みといえば、私のふるさと山口県で
>捕獲数は昨年度が841匹、本年度は7月末までで233匹に上る。<
って・・・
野犬にエサやりをする人は”生類憐み”のココロでされているのだと思いますが、”便乗”でこの公園に犬を捨てに来る人もいて、結果、増えすぎた犬たちが人々を危険にさらし、すでに千匹以上もの犬の命が失われ。。。
犬自身はもちろんのこと、仕事として犬たちを捕獲→処分しなければならない人もかわいそう。。
生類憐み。
とてもとても深いテーマです。
私にも、こんな悲しい経験があります。
↓応援のおたっぷをいただけると幸せます(うれしいですの山口弁ですいの)