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前回の続きです。
私は自ら企画した「大人の発達障害当事者の集い」の中でSSTを取り入れることに会の構成を変更することにしたことは前回の原稿で書いた。広報の段階では明らかにしていなかったが課題は「上手な断り方」にすることに決めていた。これは発達障害の有無にかかわらず求められる大切なスキルであると考えたからである。ちなみにSSTはソーシャルスキルトレーニングの略である。
このSSTは以前働いていた職場で数回だが実践でやったことがあり上記課題もやったことがあるので少人数でもロールプレイ(練習)を取り入れれば参加者にとってもプラスになるし時間もじっくり取れる。
このイベントを開催することは躁状態の時に事業所の社長(看護師)との面談の時に話してチラシも渡していた。このチラシを見た安田は私にこのイベントで何をやるのか気になったらしく内容について詳しく聞いてきた。私がテーマトークとSSTをやることを話すと、事業所の他の利用者向けプログラムの一環としてSSTの進行役をやってほしいということになった。
私はこれを引き受け、資料を作ることで当日の資料の準備や運用の仕方について練習する機会をいただくことになった。とは言っても以前働いていた職場でやっていたものをもう一度やるので背景をもう少し分かりやすくして編集することにした。
SST課題「上手な断り方」
(背景)
Bさんはとてもサッカーがうまい。Aさんのチームはこれからサッカーの試合があるがどうしても1人足りない。そこでBさんに助っ人で試合に出てほしい。ところがBさんはこの後用事があって行くことができない。
Aさん「Bさん、今からサッカーやろうよ」
Bさん「うーん。どうしようかな」
Aさん「Bさんがいないと勝てないんだ。一緒にやろうよ」
Bさん「うーん。(実は○○なんだ…)」
まずSSTが何かという話から始まってそのルールを説明した上で、この紙を皆に配ってあなたならどう答えるのか考えてもらう。それを1人1人に発表してもらう予定にしていた。
長くなりそうなので話は次回に続きます。