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 前回書いた通り11月から社会福祉士の通信課程に入学することになり、それに合わせて現在受けている就労移行支援のサービスを期限ギリギリの10月末で終了することになった。

 

その後は就労継続支援B型施設を自宅近くにある施設を自分で探し、移籍する方向で決めていた。自宅近くに2~3軒の就労継続支援B型施設があり、そのうちの1軒を見学させてもらうことにした。

 

そこは3障害受け入れており、それぞれの障害特性に合わせて作業を任せているとのことである。通所時間は午前10時~午後3時と今までと同じだった。工賃は月額1万円前後とのことである。これは他の就労継続支援B型と比べて大差はなかった。

 

 もう何軒か見学に行こうかなあと思いながら就労移行支援の通所は続けていた。11月の末で2年の期限が来るので私がそんなに長くは就労移行支援にいないことはメンバーも知っていたが10月の末で契約終了にすることはまだ話していなかった。

 

 この頃から昼休みに体力作りと称して古谷がみんなを連れて約10分のウオーキングをすることになっていた。私もこれと言ってすることもないので参加していた。ウオーキングと言っても建物の敷地内をグルグル回るだけである。

 

 このウオーキングはほぼ毎日行われていたが、古谷の都合で行われない日もある。そんなある日に私は女社長の板垣に呼ばれた。板垣は、

 

「吉田から話は聞いた。社会福祉士勉強するんだね。応援する。ところで11月からの行き先はもう決まったの?」

 

と聞いてきた。私は、

 

「1軒見学には行きましたがまだ決まっていません」

 

と答えると、

 

「吉田からも聞いたと思うけどもうちにもBあるよ。Bの平均工賃はあなたが一番知っていると思うけど、うちのBは皆勤すればだけど1時間500円くらい出してるよ。メンバーも移行のメンバーとも引き続き顔も合わせられるし考えてもいいんじゃないかな」

 

という。悪くない条件だった。メンバーの人間関係の再構築がないことは楽でいいと思った。安田支援員と関わるのは嫌だったがBに移籍すれば距離は開くしこの事業所の就労継続支援B型に移籍してもいいと考えるようになった。

 

 話は次回に続きます。