ゴルフの競技の面白さは、競技会の前に磨いた技をみんなの前で披露する。
これに尽きると思います。
僕は、練習は人一倍するのですが、本番ではうまくプレイできません。
苦手ホールだと、右はOB、左は山で安全などと余分な情報が入り込み
ひたすらボールを条件反射で左に打ってしまうという”パブロフの犬”になってしまうのです。
どうも競技会ということで緊張しすぎてしまう傾向があります。
そこで、全く競技を意識せずにプレイしようと思い
最初のホールから全力で振るようにしたらボールがまっすぐ行くようになりました。
競技会ではボールがカップに入りって落ちるまでは決してボールを拾い上げてはいかないのです。
20センチくらいの距離だとまず外すことはないので、OKをもらってボールをピックアップすることは
時間短縮やコロナの感染防止にもなりどんどん行われています。
最後の方のホールでカップ手前3メートルの距離からカップのやや右を狙い打ちました。
ボールが傾斜で右に曲がると思ったからです。
入れ! と打ったボールはまっすぐ進みカップの10センチ横に止まりました。
必ず次の1打でカップに入ります。
当然のように僕はOKが出ると思いボールを拾い上げました。
数センチの場合OKのこえがなくても拾い上げるのが競技ではない場合のルールです。
ボールを拾い上げようとした僕に"拾わないで!”という声が聞こえましたが当然止まりません。
カメヤマさん、競技だよといわれ我に返りました。
競技会ではないとリラックスしてプレイした結果、本当に競技会であることを忘れてしまったのです。
生まれて初めて競技会でボールを拾い上げるというミスをしてしまいました。
この日は優勝戦線から脱落していたので、ワハハで済みましたが
いいスコアでランドしていたら大変なことになるところでした。
メンタルトリートメントを何とかしないと思う今日この頃です。
アホやなー