今回の旅の目的の1つに生ハムの王様と言われている「クラテッロ」を食べることがあります。
クラテッロは生ハムやプロシュートとして売られているハムとは別物です。日本ではあまり聞かないのでwikipediaの説明をつけますね。
「DOP指定されたパルマ県特産の豚肉を塩蔵した食品である。尻部のみを使用し、ポー川西岸のみジベッロ周辺8村のみで作られる。使用する豚は、エミリア=ロマーニャ州およびロンバルディア州で、別途規定された方法で育てられたものである必要がある。」
宿泊した場所は、まさにクラテッロが作られているエリアで、オーベルジュ(Antica Corte Pallovicina)でも自家製クラテッロを作って販売していました。
クラテッロの熟成庫にクーラーや扇風機はなく、自然の風で熟成させます。夏の暑さは、熟成庫のツタが和らげていました。
ホテルの地下(宿泊部屋がある建物の地下です!)にも熟成庫があって、クラテッロがずらっと。すでに世界中の高級レストランの売約済みのタグがつけられています。これは東京のレストランに届けられるのですね。
クラテッロになる黒豚も、ホテルで飼育されています。
こちらは鶏や鴨。こんな風に飼育されているから、美味しいわけですよね。
もちろんワイン畑もあります。
生ハムの王様クラテッロの3種食べくらべの印象はこちらに書きました★
子連れイタリア旅行⑤アンティカ・コルテ・パラヴィチーナ(夕食)