よっちんのフォト日記

Kobe Port, Chuo Ward, Kobe City

さてさて、美味しいベトナム料理を食べたワタクシ達は、この日の神戸散策の最後に
神戸市中央区の神戸港へと向かいました。港町神戸に来たからには、神戸港を素通りすることは出来ません。


神戸港の歴史は古く、大輪田泊や兵庫津と呼ばれた兵庫港に始まり、かつての都であった奈良や京都と、
日本国内の東西航路や大陸との交易の拠点として古くから栄えてきました。また、商業や工業が集積する大阪に近いこともあり、
近代以降も国際貿易の拠点として規模を拡充した結果、1970年代には阪神工業地帯の輸出港としてコンテナの取扱個数が
世界一になるなど世界有数の港として知られていたんですよ。


しかし、阪神淡路大地震によって神戸港は大きな被害を受け、復興は遂げているとはいうものの現在の神戸港の取扱貨物量は、
震災前と比較すると約75％となっています。阪神工業地帯の地位低下もありますので、
今後、神戸港が日本一位の貿易港という地位を取り戻すことは無いでしょうね。


その一方、神戸港はクルーズ船の発着、音楽や芸術などのイベント等、観光地として大きな人気を得るようになりました。
今では若い人達にとっては、絶好のデートスポットになっているんですよ。


この日もハーバーランドの広場ではイベントが行われていました。ワタクシ達が到着した時には、
地元の武庫川女子大学のチアリーディングに多くの人が拍手を送っていました。若いっていいですねぇ。


冬の期間限定のスケートリンクもあるんですねぇ。「umieアイスマリーナ」という名前がつけられていました。
大阪のJR大阪駅前のスケートリンクには「つるんつるん」という名前がつけられています。
神戸市と大阪市のセンスの違いがよく表れていますねぇ。もちろん、ワタクシは大阪市のネーミングが嫌いではありません。


この船は「コンチェルト」といい、大人気のレストランクルーズ船なんです。
ワタクシなども一度は乗船して、夜のディナーを楽しんでみたいなぁと思ったりもしますが、夜は安いコースでも１万円を超えます。
そこにワイン、ビールなどを飲むとなると、ケチンボのワタクシは二の足を踏むしかありません。


この日（12月23日）の天気予報は「晴れのち雨」という予報でした。予報通り、昼過ぎからは天気が崩れてきて、
神戸港に来た頃には雨が降り始めてきたんですよ。


ここまで雨が降らずにいてくれただけでもありがたいです。ワタクシ達はここで撮影を終えて、帰路につきました。
久々の神戸でしたが、なかなか楽しい一日となりました。

PS.2011年1月13日にブログを始め、8年目が終わって今日で9年目に突入することになります。
三日坊主のワタクシが、よく続いたものだと思います。次の目標は10年目まで続けること。頑張ります。

使用したカメラ：７枚目はFUJIFILM X-Pro2、他はFUJIFILM X-T1


阪神淡路大地震が起こったのが1995年1月17日の早朝でした。もうすぐで24年になるんですねぇ。
私は微力ながらも震災後にボランティアに行ったのですが、被災地の人々が協力し合う姿に心打たれました。
時代が変わっても日本人の譲り合う心、助け合う心は持ち合わせていたいものですね。


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