ATF交換-USトヨタ タンドラ/ランドクルーザー(200系)トルコン太郎でのATF圧送交換他 | フリークのブログ

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「それって幾らになるの??」にも、明確にお答えします(^^)

USトヨタ タンドラのATF圧送交換です。

 

 

弊社製作のATF圧送交換ツール「 F-PET 」シリーズに

新しい商品 「 TOYOTA-No4 」 が近々正式追加です。

 

 

トヨタ ランドクルーザー(200系) に適合しますが、

同じミッションを使用している USトヨタ タンドラ にも適合します。

そして USトヨタ セコイア にも適合するのです。

 

オイルクーラーやスペーサー形状は、

実は両車で多少違いがありますが、

F-PETシリーズのアタッチメントはどちらにも適合しますので

ランクルでもタンドラでも、ATFの圧送交換が可能になります。

 

 

 

 

 

タンドラ、メチャクチャ大きいです!!!

 

 

 

 

 

エンジンは 5.7リットルV8エンジン。

 

 

 

 

リフトでギリギリ上がりました。

 

 

 

 

 

ATFを排出して、同時に比較用瓶に採取します。

 

 

 

 

 

容器に受け取って抜けた量を計量します。

 

 

 

 

 

オイルパンを取り外して、

 

 

 

 

ATFストレーナーも取り外し。

 

 

 

 

 

汚れをパーツクリーナーで清掃。

 

 

 

 

 

取り外したATFストレーナーです。

 

 

 

 

オイルパン。

 

 

 

 

 

磁石には大量の鉄粉が付着。

綺麗に掃除します。

 

 

 

 

 

オイルパンを綺麗に掃除して、磁石とガスケットを装着。

 

 

 

 

 

新しいATFストレーナー。

 

今回はお客様のお持ち込みでしたが、

USトヨタの部品手配には少々難あり。

 

 

 

当初、シリアルナンバーから部品を手配しようとすると、

とんでもない金額に、更にびっくりの納期と制約が付いて来ます。

 

 

しかし、

見積もりが出るならまだマシ!!

 

弊社でお付き合いのある部品商さん、

国産車の部品扱いがメインの3社は全滅。

輸入車の部品扱いがメインの4社は、

内2社は「調べる事が出来ません」という回答。

内残り1社は、「調べれはするが、値引きは一切無い。本当に調べますか??」という回答。

残り1社は、前身はアメ車の部品がメインの神奈川の部品商さん。

そちらからの回答が次の写真。

 

 

 

 

ATFフィルターやオイルパンガスケットなどはとんでもない価格に。

しかも、海外取り寄せで納期未定、

最短でも1ヶ月前後掛かるという事や、

キャンセル及び返品は不可という制約が記載されています。

 

ただ、先にも書きました通り、

この様な見積もりを出して来れるだけマシなのです。

※会社名や住所などは伏せさせて頂きました。

 

部品点数4点の内2点は仕切りが掛け率100%(つまり定価そのまま)なのでそのままですが、残り2点については少しですが掛け率も設定してくれました。

 

 

普通に部品商に問い合わせをするとこの状態ですが、

実は、車両のシリアルナンバーから調べる方法があります。

 

ご存知の通り、200系ランクルと同じですのでそこから辿ればいいのですが、適当な200系ランクルのデータを伝えて適当に部品を引き当てる訳には行きません。

 

 

 

 

 

 

 

これは、タンドラのシリアルナンバーから、使われている部品の純正番号を引っ張って来て、その番号だけを指定して近所の部品商に問い合わせた結果です。

 

トヨタの純正品番で検索をすれば、価格は大きく変わって来ますし、納期も2日程度あれば全て揃います。

 

 

 

 

 

 

 

F-PETアタッチメントを車両に接続し、

抜けたATFと同量プラスアルファを充填します。

 

 

 

 

 

エンジンを始動。

 

4.5リットルが新品のATFに入れ替わっていますが、

それでも、真っ黒に汚れたATFが流れて来ます。

 

 

 

 

 

診断機にてATF油温をデータモニター出来る準備をしておきます。

 

 

 

 

 

圧送交換を開始します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

かなり綺麗になって来た所で、

油量調整用プラグを取り外して、油量を合わせて行く準備を。

 

続けて圧送交換を進めて行きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

殆ど新品ATFと変わらないレベルまで綺麗になりました。

 


 

 

 

 

油量調整温度はAT油温1で見ます。

38~46℃の間です。

 

 

 

 

 

ATF油温1は適正油温の範囲内に入っています。

 

 

 

 

先にSOD-1プラスを既定量充填し、

続いて、溢れるまでATFを充填。

溢れ出した所で油量調整完了とします。

 

 

 

 

 

ATFの新旧比較です。

こんなに綺麗になりました。

 

 

 

 

 

WAKO'S RECSも同時施工をして作業完了です。

 

 

 

TOYOTA-No4は販売開始まではまだ少しだけお時間を頂きますが、

気になる方は弊社までお問い合わせ下さい。

 

 

 

今回のATF圧送交換では、

上記内容も含め以下の作業を行っております。


 ・ATオイルパンガスケット(持ち込み)

 ・ATFストレーナー(持ち込み)

 ・ATFストレーナーOリング交換(持ち込み)

 ・ATFオイルクーラー用Oリング

 ・ATFオイルクーラースペーサーOリング

 ・ATF

 ・SOD-1プラス添加

 ・WAKO''S RECS施工


今回の修理ご請求額は、 ¥86,240- となっております。


ご用命、ありがとうございました<(_ _)>


 
 <参考データ:車両走行距離  90,760km>


■作業メカニック - 野間雄司
■写真撮影 - 野間雄司
■文 - 野間雄司

 

 

 

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様々なアタッチメントを製作・販売しております。

 

 

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