事業承継にはちゃんとルールがあるのよ。
経営者の家に生まれた子供はいつか家業や親の事業を継ぐことを意識させられます。
よくあるパターンは若いうちに甘えを捨てるために同業他社で修業させられ、家業に戻って来るケース。
実はここで重要になってくるのが父親とのパワーバランスです。
元々父親に反抗していた息子というのは父親よりもパワーバランスでいうと強い。
だから会社に入っても父の方針や手法に疑問を抱き、意見をするようになります。
それを父親は「おまえに何がわかる!」と上から押さえつけてしまいます。
息子からすると、「じゃあなぜ俺を呼んだんだ?俺要らないじゃないか・・・」
となるので結局、事業承継は暗礁に乗り上げるわけです。
大塚家具の場合は父と娘で父の方が強い組み合わせです。
だから事業承継まではスムーズ。
しかし、その後の方針が父としては受け入れられないものでした。
父の中にある「大塚とはこうあるべき」というスタイルをことごとく娘が変えていったためです。
父からすれば「これはもう大塚ではない」となったが故の別会社の設立でしょう。
その後の新社長の状況は推して知るべし。優秀な右腕はいたのでしょうか。
この右腕も、社長よりもパワーバランスが強い人物ならいつか裏切る可能性が高い。
パワーバランスを調べ、組織図を見れば次々に問題点を指摘して人事の改革案を流れるように提案していきますから、事業承継並びに人事改革をお考えの企業様はエビスカウンセリングにお任せを。
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ちなみにうちは建築屋でしたが、中二の時に僕が学校で作って持って帰ってきた本立てを見た父親が、そのあまりのセンスのなさに、
「・・・・おまえは自分が好きなことをやれ。うちには●●(弟)がおる・・・」
と言ったので家業を意識せずに済みました。
ありがたや・・・・
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