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本の配置換え [うちの図書館]

この春休み期間に、大幅な本の配置換えをしました。
以前から考えていたことだったのですが、学校司書さんが代わる機会に、一気にやることにしました。

配置換えをしたかった理由は、
1.窓に並行して書架が配置してあり、窓に近い棚の本が、特に色あせが目立っていた
2.床置き書架が窓と並行して配置されていたため、書架の間の通路が暗く感じた
3.スポーツや音楽、演芸関係の本が他の本と離れたところにあり、ほとんど利用されなかった
4.本を読むスペースが、閲覧机のある場所、カウンター近くと通路にあるスツールしかなく、人目につかず本を読む「ちょっとだけ隠れ家」的なスペースがなかった
5.一般書架に『国史大事典』などの大型本が混ざっていたので、貸し出される可能性が極めて低いレファレンス用の本を閲覧机のそばに別置した方が利用しやすいと考えた
6.蔵書検索用のPCが貸出カウンターの脇にあり、利用しづらいという声があった
7.窓辺に置いてある樹木を、図書館の真ん中に置いた方が、安らぎの空間作りができると考えた
8.20年以上前に寄贈された本を、NDCどおりに他の本に混ぜて配架した方が利用者が探しやすいのではと考えた

ざっとこんな感じです。
前任の学校司書さんは「私がいる間は変えないでください」とおっしゃっていたので、退職されることがわかった3月下旬から、メジャー片手に図面を作りはじめました。
4月に入って、新しい学校司書さんに「こういう風にしたいのですが」と図を見せて、1人で書架を動かし、本を移動し(これは新しい学校司書さんも手伝ってくださいました)、始業式に間に合わせました。一部散らかったところはありましたが…。
その後の休校期間にも学校司書さんに手伝ってもらいながら、微調整をしています。

おかげで、全体が少しだけ明るくなったような気がします。
検索用PCも以前よりも利用されています。
入館者と貸出は、今後どうなるか。楽しみです。
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