名古屋大学形成外科准教授　ドクター蛯沢のハイブリッド自毛植毛

名古屋大学形成外科准教授　ドクター蛯沢は湘南AGAクリニックで植毛とAGA診療を担当してくださっています

本日は蛯沢先生の手術風景を動画にまとめて見ました


ハイブリッド植毛
自毛植毛は後頭部の元気な髪の毛（AGAの影響を受けにくい）を毛根ごと採取し、薄毛部位に移植する手術です。

毛根の採取の仕方は、以前は後頭部の頭皮を切除していました。

現在の自毛植毛の主流はFUEと言って、後頭部の毛を毛根単位でくり抜いて採取する植毛になります。

それまでの、後頭部の頭皮を帯状に切除するドナーストリップ法（現在はFUSS)に比べて、長所は線状の大きな傷痕が残らないことです。

FUEは手技が難しいため毛根を切断するなど採取率が低い欠点がありました。
その欠点を克服したのがARTASロボットで、正確で素早いFUEグラフト採取が可能になりました。

しかし、最近では電動FUEの器具の発達に伴い、医師が電動FUEを用いて毛根をくり抜く手技の速さ正確さが徐々にARTASロボットに近づき、患者さんの頭皮や皮毛角によってはARTASよりも正確で素早いFUE手技が可能になって来ました。

そこで私たちは患者さんあるいは部位に応じて両者を併用したハイブリッド植毛を行っています。


ARTASの場合は正中部などの頭の形が比較的平らで、頭蓋骨がある部分では良好なのですが、うなじ部分や耳横などのサイド部分では採取が苦手である弱点があります。

そのようなところでは逆に医師が電動FUEを用いて採取するスマートFUEの出番になります。
ARTASとスマートFUEを適材適所で用いるのが、ハイブリッド植毛になります。

ただし、これはドナー採取に限られています。

ARTASを用いたスリットメイクやプレイシングなどは、最新のアルタスiXを用いてもまだまだ、実用的なレベルまで来てません。
残念ながら手作業のほうが圧倒的に綺麗で正確です。

施術名：自毛植毛
施術の説明：後頭部の髪の毛を毛根単位で採取し、薄毛部位に移植する手術

施術の副作用（リスク）：施術に伴い、痛み、赤み・熱感、初期脱毛、切れ毛・抜け毛、つっぱり感、感覚の鈍さ、施術範囲のざ瘡の悪化、コメド、毛嚢炎、膨隆、色素沈着、点状出血、内出血、腫脹、灼熱感、瘢痕が生じることがあります。 
施術の価格：90,000円~1,860,000円

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