こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

暑さに負けず班会議

2018年07月17日 | 病理のこと、医療のこと、仕事のこと

昨日は、朝の散歩で竜舌蘭を見て、帰ってから水やりをしたり少し庭仕事をしたらぐったりしてしまった。軽い熱中症だったのかもしれない。しばらく、部屋の中でじっとしていた。酷暑の中では不要の外出はするなというのは確かなことだ。午前中いっぱいゆっくりしていたらだいぶ元気になった。

猛烈な暑さの中、ある研究班会議のために東京へ向かった。鎌倉駅までの途中、多くの観光客が笑顔で楽しんでいるのを眺める。やっぱりここはいいところなのだな、と思う。

開始時間より少し早く到着すると、班長さんが既に準備をしていた。班会議の班長というのは、本当にすごい。

自分でこれをやろう!と決めた研究テーマについて、全国からその道の専門家を集めて研究班を組織する。その人たちの知恵を集めて研究を推進する。昨日の研究班は、ある難病についての研究を行っている。メンバーは仙台から福岡まで、全国各地からやって来る。病棟の仕事があるから参加できないということで、Google handoutで参加している先生もいた。臨床の班員はその疾患のスペシャリストがほとんどだけど、病理医である私なんぞは、その診断はするけれど、研究まではしていなかった。それを班長さんに声をかけてもらって、参加するようになった。おかげで今では一応その疾患のスペシャリスト。ありがたいことだ。

そうやって、人を集め、各班員のお尻を叩きながら、研究を推進する。〇〇班、なんていうが、私には到底できそうにない。せいぜい班員として頑張るのが精一杯だ。

昨日は、3時間ほど、プレゼンとブレインストーミングを行い、さらなる研究推進への準備をすることができた。私のプレゼンもそれなりの関心を持って受け入れられ、好評だった。病理医は患者さんからは一歩離れているので、現場を離れても頑張っている臨床医と一緒に仕事をすると、別な意味でテンションが上がる。

それにしても、昨日は暑かった。都心の会議室を借りての会議だったが、ターミナル駅を降りるとたくさんの人で溢れていた。東京はもはや立派な観光都市だ。そこから1時間足を伸ばせばいいだけのこと鎌倉は絶好の観光コースとなるのは確かだ。その、溢れるような人の波をかき分けて、会議室にたどり着いた。会議室の部屋は涼しかった。会議室といっても、広さは大きなカラオケルームと同じぐらい。よく考えたものだ。

仲間と共に頑張る

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