週1でカレーを作る。
日本のカレールーはSというスーパーに売っているので買えない事は無いが、そのブランドのルーがまずいので買わない。
結局、自分の好きなルーが買えないので粉から炒めて作って早10年以上経過した。

先日、ハヤシライスを作った。
勿論ルーが売っていないので粉から炒めて作る。
以前、このハヤシライスを作った際、義母に届けた事がある。
義母は「アンタ中華料理上手やな」と言った。
私は「中華料理やあらしません」と反撃したが、義母は今も「ビーフ&トマト炒め」とソレを呼び、中華料理と呼んでいる。

何故に義母がそう言うのか・・・それはイギリス中華メニューに牛肉とトマトの炒め物という人気メニューがあるからである。
しかしながら、見た目から想像出来る程それは本当に炒め物で、ハヤシライスのようなトロミがない。
料理せーへん人には、この「炒めもん」と「煮込みもん」の違いが分からんか・・分からんやろな~と思ってイル。

先日ハヤシライスを食べていた時、子供が「これは何料理か?」と聞いて来たので、私は日本人が継承してきた料理や思うけど、元祖はどっか他所の国や思う。バターがベースやから、日本に持ち込まれた西洋の料理や思う」と伝えた。
夫は「イギリス中華のビーフ&トマトに似てるで」と子供に伝えた。

私は「いや、それは違う。炒めて出したらエエいう料理とちゃうねん。これは似たように見えて、バターを溶かし、小麦粉を焦がす手前まで炒め、ほんで色々入れて煮込むんや。炒めモンとは全然んちゃう」と言うたが、夫にその奥深さが伝わっているのか否かは分からん。
何せ義母の息子である。

結局、手の込んだ料理を作るのは自己満足でしかないのだろうかと、最近思う。
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