先週の木曜日の夜から、息子の太腿の両内側に赤い蕁麻疹のようなものが出始めた。
その日食べた物で特に変わった物は無かったが、食べ物による蕁麻疹だと思い2日ほどで消えると思っていた。
ところが土曜日になっても消えない。
こんな事が起こる日は決まって週末である。

ロックダウンで3か月前から病院に行く事も医師に会う事も出来ない。
かかりつけ医師のいる診療所に電話を入れ、ドクターの手が空き次第電話を貰う事になったが、あいにく私達夫婦は仕事である。
結局、夕方6時に電話をもらえるように取り付けた。

医師から「写真をメールで送って」と言われ転送。
医師は「蕁麻疹」だと言い、ステロイドクリームを最寄りの薬局で受けとれるように手配してくれた。
ところが、塗った日から赤味と盛り上がりが悪化した。
水曜日の午後に再び医師に電話し、紫色になった足の写真を送ったら、何と「ジベルバラ色ひこうしん」と言う名の皮膚炎であった。

原因は解明されていないという。
治療方法もステロイドを使うしかできず、12週間この状態が続いて消えるまで手立てがないとの事だった。
痒みで夜は眠れず、何度も起きる。
せめて、この息子の痒みによる睡眠不足だけでも解消してやりたかったが、「どうにもなりません」との答えであった。
ステロイドも1週間以上は使えず、後はひたすら耐えるのみ、との事であった。
今日も冷やしながら寝かしつける。

コロナでこれだけの被害が出たイギリスにおいて、救急車で運ばれる事態以外は医師に診てもらえないのは仕方が無い中、電話と写真ではあるものの、迅速な対応に今はこの診察方法がただただ有難い。
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