安いのか?・・・

 

ケータイWatchの記事に、 ドコモが最大12回分の割賦を免除する「スマホおかえしプログラム」 てのがありました。

 

NTTドコモは、スマートフォンを購入しやすくする取り組みとして、「スマホおかえしプログラム」を6月1日より提供するそうです。記事によると・・・

 

スマホおかえしプログラム」は36回払いと下取りを組み合わせた格好となる新たなサービス。対象機種を36回の割賦で購入して同プログラムへ申し込む。ドコモへスマホを返せば最大12回分の割賦の支払いが不要になる。途中で、ドコモ回線を解約しても割賦は免除される。機種変更も必須とされていない。たとえば24回分支払い、ドコモから端末を買わず、中古ショップでスマートフォンを購入しつつ、それまで使っていたスマホ(スマホおかえしプログラム対象機種)をドコモへ戻すという形でも、残債は免除される。

 

だそうです。

auの「アップグレードプログラム」やソフトバンクの「半額サポート for iPhone」と同じ、いわゆる残価設定ローンですね。どのキャリアのプログラムも「スマホを返す」ことが前提なので、実質「レンタル」です。

 

ただ、総務省が他社のプランの4年縛りについて「如何なものか」とツッコミを入れたので、「じゃぁ3年で・・・」と言ったところなのかもしれません。

 

今回の発表の中では、端末価格も当然発表されたわけですが、ドコモは他社に比べてかなり安いんですよ。担当者も粗利の部分をかなり頑張ったと言っている通り、確かに端末価格は安いので、その点では他社に先んじているとは思うんですが、この「スマホおかえしプログラム」は他社のマネで個人的には魅力的に思えません。

 

総じて、ドコモの料金プランもサービスも他社に寄せてきている印象は拭えませんし、皆さん感じている通り、ハッキリ「4割安くなったね!」とは到底思えないと思います。

 

結局、総務省の「お言葉」とさして効果はなかったわけで、こうなるともう、10月の楽天の参入に期待するしか無いわけですが、果たしてどうなることやら・・・