映画館で観れなかった作品をDVDで観るシリーズ。今回は、ゲオ先行レンタルの台湾映画「目撃者 闇の中の瞳」です。
2017年、台湾のアカデミー賞といわれる金馬奨で5部門にノミネートされた34歳の新鋭監督が描くサスペンス・スリラーです。
高級中古車を格安で買った主人公の新聞社の記者。記者の事故で、その中古車がかつて、実習生時代に遭遇した未解決の事件の事故車であることがわかる。興味本位で事件の真相を追うと、ある事件の深くかかわってることがわかというミステリーホラーです。
主人公に関わる人間関係が複雑に絡み合う展開。すべての人間の中に潜む深い闇など、ストーリーの濃密さと関連性が実に巧みで見事です。ラストの壮絶なシーンで、全ての人々は騙されること間違いなし。上質なミステリーに酔うでしょう。