小学生に算数を教えるのが難しいわけ | こころのメモ帳

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鹿児島市大竜町に相談室を持つ「心理カウンセリングこころね」代表 田中 晃@心理カウンセラーのブログです。一緒にこころの整理をしていきましょう。

みなさん、春ですね。うちのまわりでも、綺麗な桜が咲いています。

 

 

 

 

卒業、進学の時期ですね。中には来年から小学生になるお子さんを持つ親御さんもいるのではないでしょうか。

 

さて、今回のテーマは、「小学生に算数教えるのが難しいわけ」です。

 

 

例えば、1+1がどうして2になるのか説明しようとして、「リンゴが1コとりんご1コで数えると2コだよね。」とか言おうものなら、「粘土だとくっついて1コになるよ」なんて、鋭いお子さんならそう返されそうです。

 

慌てて、「粘土の量は2倍になるでしょう?」とか言うと「2倍ってなに?」と返されてしまう。

 

「う~ん、難しい~~。」ですよね。

 

どうして、こう言うことが起こるのか。

 

それは、その子にはまだ「足す」や「1と言う数」、「計算する」と言う概念のに関するイメージが少ないからでです。

 

 

 

ある概念に関してイメージが少なかったり異なっていたりすると、ミスコミュニケーションが起こります。

 

「白熊」

 

と言うと、北極の白熊のことを思い出す人もいるし、鹿児島のご当地かき氷を思い出す人もいます。

 

「お茶」

 

と言うと、多くの日本人は緑色の液体を思い浮かべるでしょうが、日本を知らない海外の国の人は、なんだかよくわからないでしょう。

 

「スマホ」

 

を現代人が使うと電話やメール、アプリを使うツールになりますが、原始人が使うと獲物を捕る道具になるかもしれません。

 

 

スムーズなコミュニケーションを取るためには、多少手間でも、相手に質問して、場合によっては共通のイメージを作りながら、このようなずれを修正して行く必要があります。

 

 

私たちはそれぞれ、「信念」や「思い込み」という色眼鏡をつけていると考えると意識しやすいかもしれませんね!

 

 

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