徒然なるまゝによしなしごとを書きつくる

旧タイトル めざせ、ブータン

ピロリ菌 再検査

2018年08月10日 | 病気

昨年12月に胃カメラの生検でピロリ菌が検出されたと言われ除菌した。その後、半年たったので除菌効果を確認するための再検査を受けた。再検査は呼気法というもので尿素を飲んで5分間胃を下にして横になってるとピロリ菌が居る場合はピロリ菌の酵素で尿素が分解され二酸化炭素が発生する。この尿素由来の二酸化炭素を検出して酵素反応があるかどうかを調べる。

この尿素由来の二酸化炭素の同定には、炭素13同位元素を使う。炭素は陽子6+中性子6のC12以外に中性子7のC13と中性子8のC14の同位元素がある。C12、C13は安定元素だがC14は半減期5730年で崩壊する。C14は半減期が短いので考古年代特定に使われる。C13は自然界に1.1%の比率で存在している。呼気測定の尿素CO(NH2)2 の炭素をC13で合成することでピロリ菌の酵素で遊離したC13が胃で吸収され血液循環を通して肺から呼気として排出されるがそれを質量分析し自然比率1.1%より有意に多ければピロリ菌の存在が確認できるというわけです。

で、結果はシロ\(^o^)/

これで、めでたくピロリ菌の除菌に成功しました。と単純に喜ぶのはアホウです。実はここに日本の医学界の黒い闇が隠されているのだ。というのも、実は私は今回を含めて4回ピロリ菌検査を行っていて〇〇×〇の結果なのです。過去二回〇だったのになぜか去年の生検で初めて✖になった。WHY?(´・ω・`) 

なんと日本医師会と製薬会社は2017年にピロリ菌検査の基準値変更を行っているのだ。こちらのサイト http://shinbashi.ohisama-c.org/blog/archives/147 に詳しく書いてあるが以前は検査で黒の場合は9割の人にピロリ菌が居たのに新基準では1割の可能性で✖にするよう基準をコッソリ厳しくしているんですね。

これは高血圧基準を130mmHgにして国民の6割を高血圧患者に仕立てて、医者と製薬会社に儲けさせるのと同じ構図で、片っ端からピロリ菌患者(?)を増やして、やたらに除菌を進める悪徳医者と悪徳製薬業者の悪だくみ\(^o^)/ まったくひどい話です。(個々のお医者さんは悪者とは思っていませんが製薬会社と結託した日本医師会上層部に悪代官がいるんですね)

下は話題と全く関係ないうちの庭のアマガエル 日照り続きでじっとしてる


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