機械式時計と煙草でブログ！

　ドイツのプランタ社がパイプ煙草製造事業から撤退したという事で、プランタ製のパイプ煙草を出来るだけ買うようにした結果の一つが、この「ブリッグ・ココパイナップル」です。私が最初に吸ってレポートしたのが2012年の事でしたから、もう８年振りの購入です。

　考えてみると、こういうパウチ物のベタな着香煙草を吸うのも、ちょっと久し振りのような気がします。で、自分のブログを見返すと、前にパウチ物を最後に吸ったのは、昨年11月の「ボルクムリーフ」という事になり、もう半年もパウチ物を吸ってませんでした。

　いけませんねぇ、自分としては庶民派のつもりなのですが、ブログネタ優先で銘柄選択をすると、どうしても動きの激しい所に銘柄が偏ってしまいます。昨年秋から今年の前半にかけては、パイプ煙草界隈での動きは缶物の銘柄に集中していて、プランタ社の撤退以外でパウチ物の動きはありませんでした。それで、ちょっと価格の張る缶物ばかりを吸ってしまっていました。

　その昔、紙巻煙草が大きく普及する以前は、富裕層の煙草と言えば葉巻で、パイプ煙草は庶民のための安価な煙草という位置付けでした。その中で、庶民側に立つ事を選んだ知識層もパイプ煙草を嗜むようになり、やがて庶民に紙巻煙草が普及すると、パイプ煙草は知識層の煙草という地位に落ち着く事になります。このように元々パイプ煙草は庶民の煙草な訳ですから、庶民の私は最も庶民的なパイプ煙草であるパウチ物をもっと吸うべきなのだろうと思います。特に今現在の世間の状況＝大恐慌時代を超える不況期を迎えつつあると言われる状況を考えると、安価なパウチ物はやっぱり庶民の味方です。楽しむのに十分な美味しさがあるのであれば、後は安いに越した事はありません。

　という事で、今回以降暫くの間、プランタ製を中心にパウチ物を幾つか吸って行こうと思っています。ってか、買い置き状態になっているパウチ物が結構手元にあるので、とにかくそれを先に消費して行きます。

　ま、期待せずに見守ってて下さい。(笑)


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