ニキビが気になると、ついメイクが念入りになってしまうものです。

 

でもちょっと待って、濃いメイクが、ますますニキビを悪化させていませんか? 

 

ニキビを目立たなくしたいのは分かるけれど、それが原因で、さらに悪化してしまっては、本末転倒ですよね。

 

それだけではなく、隠れニキビを赤ニキビに進行させてしまう原因にもなってしまうのだから、困ります。 

 

 

合成成分からつくられたファンデーションは、お肌にとって大きな負担をかけるものです。

 

ファンデーションをはじめ、メイクアップ化粧品には、油分が含まれています。

 

油分は酸化しやすいという特徴があります。

 

これがニキビをはじめとした、肌トラブルの原因になってしまうのです。

 

またファンデーションには、タール色素も含まれています。

 

タール色素は発がん性のある物質で、色素沈着、シミ、アレルギーの原因になったりします。

 

タール色素の入ったファンデを使っていると、治ったあとのニキビが色素沈着となり、ニキビ跡になりやすくなります。 

 

 

油分でつくられたファンデは落としにくいです。

 

ファンデを落とすときには、クレンジングが必須。

 

でもメイク分が残っていると、それが毛穴に詰まって、隠れニキビを誘発してしまいます。

 

そこで、ファンデを落とそうとして、ゴシゴシこすってしまいがちですが、それも肌への負担、ひいては隠れニキビの原因となってしまうおそれがあるので注意が必要。

 

隠れニキビは赤ニキビの前段階の白ニキビや黒ニキビを指し、赤くなったニキビのまわりにできています。

 

赤くないのでまだ目立ちませんが、いつ炎症を起こして赤ニキビに進行してしまってもおかしくありません。

 

そして、クレンジングのときのゴシゴシが、進行のきっかけになってしまうことは、大いにありうるのです。 

 

 

そこでノーファンデをご提案します。

 

ノーファンデを実践すれば、肌への負担は大幅に軽減。

 

気になるニキビが治りやすくなるし、そのまわりの隠れニキビも、赤ニキビに進行することなく、収まっていくでしょう。

 

肌が健全な状態に近づいていきます。 

 

 

ノーファンデとは、メイクをまったくしない、ということではありません。

 

なにもつけない状態でいると、紫外線をモロにあびてしまいます。

 

それがシミの原因に。

 

もちろん、ニキビ肌をもっと弱らせて、悪化させてしまう原因にもなります。

 

ファンデを使わず、肌をいたわる方法でメイクをする、ということです。

 

ノーファンデに必要なものは、

 

★下地

★オイルフリーのコンシーラー

★合成ポリマーフリーのパウダー 

 

の3つです。

 

 

①下地を塗る 

 

UVカット入りの下地を肌になじませます。

 

これで、UVカットしつつ、肌を滑らかにできます。

 

②オイルフリーのコンシーラー 

 

市販の多くのコンシーラーには、油分が含まれているのでNG。

 

オイルカットのコンシーラーは、通販で売られています。

 

コンシーラーで、気になる部分を隠しましょう。

 

③合成ポリマーフリーのパウダーでお肌を整える 

 

合成ポリマーとは、ビニールのような化学物質です。

 

皮膚呼吸や汗、油の排出を妨げます。

 

肌がきちんと呼吸して、不要物を排出できるように、合成ポリマーフリーのパウダーを使いましょう。 

 

これで、お肌に負担をかけない、隠れニキビ解消のためのメイクの完成です。