しみにはいろいろな種類があります。
それぞれの種類に合わせて対策をとることが大切です。
しみの色、形、できる場所によって、さまざまなカテゴリがあるのです。
今回は、しみと言えばまず思いつく、日焼け記憶じみ/強烈日焼けじみについてみていきたいと思います。
~日焼け記憶じみ~
日焼け記憶じみは、専門的には老人性色素斑と呼ばれます。
嫌なネーミングですね・・・。
日焼け記憶じみは、30代以上にできやすくなります。
頬骨付近やこめかみなどにできやすいです。
これらの部分は、顔の他の部分よりもでっぱっていますよね。
紫外線をそれだけ受けやすく、しみになりやすいのです。
日焼け記憶じみの特徴は、でこぼこがなく、なめらかで、丸っぽい形をしています。
日焼け記憶じみは、若いころに紫外線対策をしないでいた方に、できやすくなります。
若いときに、ノーガードでアウトドア・ライフを楽しみまくっていた方は要注意!
日焼けして、皮がむけたとしても、そのときは、すぐ、肌が回復するかもしれません。
でも、浴びてしまった紫外線は、肌の内側でどんどん蓄積されていくのです。
そして30歳以上になったときに、しみとなって現れます。
日焼け記憶じみは、最初は薄茶色の目立たない色です。
しかし、徐々に黒っぽく、色が濃くなっていきます。
★日焼け記憶じみの対処法
一番効果的なのは、紫外線をすべてガードすること。
子供のときも、若いときも、しっかり紫外線対策をして、肌の下にメラニン色素を蓄積させないようにすることです。
しみの細胞は、紫外線ダメージを記憶し、メラニン色素はどんどん増殖していってしまいます。
できてしまったばかりの初期の頃なら、まだ薄いし、美白化粧品で目立たなくしやすいです。
けれども、時間が経って濃くなってしまったしみは、スキンケアで解消するのは難しいです。
皮膚科でレーザー治療をすると、キレイに消えるので、どうしても気になってしまう方は、検討してみると良いでしょう。
~強烈日焼けじみ~
強烈日焼けじみは、海やプールで、強力な紫外線を浴びてしまったときにできるしみです。
専門的には光線性花弁状色素斑と呼ばれます。
強烈日焼けじみができてしまうのは、海やプールなど、夏のイベントだけではないので要注意。
スキー場での雪焼けも、強烈な紫外線となって肌に影響を与えます。
この冬、たくさんスキーを楽しんだ方は、今一度、自分の紫外線対策が万全だったか思い返してみて。
強烈日焼けじみは、花びらや星のような形をした、1~2mm程度のしみです。
顔、首、肩、背中、腕、胸などにできます。
安定すると薄くなっていきます。
★強烈日焼けじみの対処法
美白作用のあるビタミンC摂取がなにより大切。
生野菜や果物、サプリメントでビタミンCをたっぷり摂取しましょう。
日焼けはやけどと同じですから、回復を早めるために冷やすのも大切。
はやめの措置をしておきたいですね。