肌が弱かったり、ニキビができやすいお肌は、肌荒れ記憶じみになりやすいです。
そばかすは、若い頃からできていることの多いしみです。
とくに思春期は、そばかすに悩んだりしがちですよね。
いずれも対策をとることで、改善は可能です。
~肌荒れ記憶じみ~
肌荒れ記憶じみは、専門用語で炎症性色素沈着と呼ばれます。
炎症により、引き起こされるしみです。
ニキビができたり、肌荒れができたりしたあと、その炎症の影響が肌に残って、しみになってしまいます。
肌荒れ記憶じみができてしまうきっかけとしては、
・にきび
・肌荒れ
・脱毛
・毛抜き
が挙げられます。
これらはいずれも、肌に大きなダメージを与えるものです。
脱毛は肌にレーザーや光を照射したりして、刺激を与える行為ですよね。
毛根を破壊するくらいですから、肌にも影響は出てくるものです。
もちろん、エステサロンや美容クリニックでも、ムダ毛の部分以外はダメージを与えないように工夫はしていますが、それでも、通常の状態とは違います。
毛抜きも、ムダ毛を引っこ抜くわけですから、肌には刺激です。
かぶれてしまったりすると、そのあとが引かず、しみになってしまったりします。
肌にキズができたあと、紫外線が当たると、しみができやすくなります。
肌がダメージを受けているときは、紫外線をしっかりガードしておきましょう。
★肌荒れ記憶じみの対処法
肌のターンオーバーを活性化させることが大切です。
弱って、緩やかになってしまったターンオーバーを、活発にしてあげましょう。
これで、しみが薄くなり、目立たなくなります。
ケミカルピーリングをすると、ターンオーバーを促進しやすくなります。
また、そもそもニキビや炎症をできにくいように、予防対策をしっかり取っておくことが大切ですね。
最初から刺激がなければ、肌荒れ記憶じみはできないのです。
スキンケアと生活習慣の改善を心がけましょう。
~そばかす~
そばかすは、鼻や目のまわりにできる、細かい斑点です。
専門的には雀卵斑と呼ばれます。
その人がどうこうではなく、遺伝による影響が大きいとされます。
しかし、紫外線を浴びたりしていると、色が濃くなったり、広範囲になりがちです。
素因がある方は、より入念な紫外線対策が大切です。
外に出るときには、UVカットを忘れずに。
ゴミ出しをしに行く間とか、洗濯物を干す間など、ちょっとした機会にも日焼け止めを忘れないようにしましょう。
★そばかすの対処法
レーザー治療で取り去ることができます。
レーザーによるしみ治療は、皮膚科で行われています。
信頼できる皮膚科を見つけ、レーザーによるそばかす治療を実施しているかどうか、確認してみましょう。
そばかすは遺伝の影響によるところが大きいので、レーザーを照射して、治療したとしても、また再発することもあります。
治療を受けたら、紫外線カットを入念に行い、再発しないように心がけたいですね。
肌にメラニンが蓄積されるのを抑えましょう。