化粧崩れは気になるものです。
朝はキレイな状態でいても、汗をかいて、デロデロになってしまった状態は、見るに堪えません。
また、ファンデーションが化粧崩れしてしまうと、色が黒ずんでしまい、老けて見えてしまうのも困ります。
キレイにみせるために行う化粧で、老けて見えるようになってしまっては、悲しいですよね。
顔には、化粧崩れしやすい部位と、しにくい部位があります。
化粧崩れのお悩みを見てみてみると、ダントツに多いのがTゾーンです。
Tゾーンには、たくさんの毛穴があります。
それだけ皮脂の分泌も多くなってしまいがちです。
Tゾーンは、化粧を直してもすぐに崩れてしまう・・・と悩んでいる人が多いのです。
しかし、Tゾーンの化粧が崩れやすいのは、ただ単に、毛穴の数が多いせいだけではありません。
毛穴そのものの機能性も、他の部分とは異なるのです。
もともと、私たちの体にある毛穴は、すべてが皮脂を出したり、活動したりしているわけではありません。
この季節は、空調の効いた屋内で過ごすことが多くなるでしょう。
そうなると、汗を出す必要もなくなりますね。
毛穴は、バランスよく汗を出すことができなくなります。
だから、毛穴は本来の機能を果たせずに、退化してしまうことがあります。
頑張っている毛穴は、たくさん汗や皮脂を出して、はたらきます。
でも一方で、ゼンゼンはたらかなくなった毛穴もあるのです。
頑張っている毛穴は、がんばりすぎて、うまく加減ができなくなります。
それにより、皮脂が出過ぎてしまうことにつながるのです。
同じ人、同じ季節でも、日によって皮脂の出方が異なるものです。
暑い夏だからと言って、みんながみんな、同じように汗をかくわけではありません。
女性は、女性ホルモンの影響を受けて、汗の出方が変わったりもします。
生理前後で、大きく変化があるので、注意してみましょう。
生理に合わせて、肌の調子も変化しています。
化粧崩れは、動きが活発な部分で起こりやすい、ということも言えます。
目の周りは、瞬きをしたり、あちこち動いたりするので、よく動きます。
だから、それだけ化粧崩れもしやすくなります。
目元や口元も、崩れやすいです。
口元では、ほうれい線のあるあたりが、崩れやすいのです。
これも、喋ったり、食べたり、口はよく動かす部位だからです。
鏡を見てみましょう。
額や頬は、面積が大きいので、つい目がいきがちです。
でも、そこよりもむしろ、気にすべきなのは、目元と口元。
たくさん動いたことにより、化粧がよれたりしていませんか?
急いでいる中でのメイク直しでは、小さなところはつい、見逃しがちです。
でも、目元・口元は、ひと目にもつきやすい部分ゆえ、化粧崩れのチェックは欠かせません。
皮脂で崩れてしまうのもツラいですが、よれて崩れてしまうのも、恥ずかしいものです。
できるだけ、早めに見つけて、解消しておきたいですね。
暑い夏でも、キレイをキープしましょう。