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弁護士・元ロースクール教授宮武嶺の社会派リベラルブログです。

新型コロナ、徹底的に検査するから感染者が見つかるイタリア、韓国。感染者が少ないことにするために検査しない安倍ニッポン。

2020年02月25日 | 自公政権の拙劣なコロナ対策

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 安倍政権のデータ改ざんや隠ぺいってもう習い性になってしまっていて、ごく自然に、「息を吐くように嘘をつく」わけです。

 2020年2月24日午後10時のNHKのまとめでは、中国と日本以外で新型コロナウイルスの感染者が確認された国と地域は32に上り、感染者は合わせて1368人となっています。

 クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」から下船して2月17日にチャーター機でアメリカに帰国した300人余りのうち、18人の感染が確認されています。

また、本格的な下船が始まった2月19日以降に下船した乗客のうち、それぞれの国や地域に戻ったあとに感染が確認されたケースは、

▽オーストラリアで7人、
▽イギリスで4人、
▽イスラエルで2人、
▽香港で3人

となっています。

 もはや同クルーズ船での隔離も検査も不十分であったことは明らかなのですが、安倍政権は日本で下船した方たちの再検査もせず、隔離もせず、公共交通機関でご自宅に返してしまいました。

 今後の対策としては、毎日、この方々にお電話して健康状態をお聞きするそうです(呆)。

橋本岳厚労副大臣がクルーズ船ではちゃんと感染者と非感染者が隔離されているとツイッターで投稿した有名な写真。右が「不潔」左が「清潔」となっているが、中に入ると一緒の部屋という(呆)。ちなみに加藤勝信厚労大臣は「不潔」という言葉が不適切だったと謝罪。そこじゃない!

 

 

 今現在の全世界での感染者は、国や地域別では、

▽韓国が763人、
▽イタリアが152人、
▽シンガポールが89人、
▽香港が76人、
▽イランが61人、
▽タイが35人、
▽台湾が30人、
▽マレーシアが22人、
▽アメリカが17人、
▽ドイツ、ベトナムが16人、
▽オーストラリアが15人、
▽UAE=アラブ首長国連邦が13人、
▽フランスが12人、
▽マカオが10人、
▽イギリスとカナダが9人、
▽インド、フィリピン、クウェートが3人、
▽ロシアとスペインが2人、
▽ネパール、カンボジア、スリランカ、フィンランド、スウェーデン、ベルギー、エジプト、レバノン、バーレーン、アフガニスタンが1人です。

 なんでイタリアと韓国やイランがすごく多いのだろうと思ったら、日本と違って徹底して検査しているんですね。韓国は一日当たり日本の20倍検査しています。

 ネトウヨは韓国の方が感染者が多いって喜んでますが、クルーズ船を合わせると日本はすでに800人を優に超えています。

 発見された感染者数が少ない方が問題なのに、安倍政権もアベ信者もそこのところがアベコベです。

【新型コロナ隠し】クルーズ船下船者から3人目の肺炎死亡者。厚労省「家族からの承諾がないから新型コロナに感染していたかは言えない」。安倍政権が2月25日に作る患者増加抑制策っていったい!?

 

 

 なので、新型コロナで亡くなったという死因もちゃんと公表されていて、

▽イランで12人、
▽韓国で7人、
▽イタリアで3人、
▽香港で2人、
▽フィリピン、フランス、台湾で1人

が亡くなったとわかっています(合掌)。

国立感染症研究所の予算を20億円減らして40億円にして、「人獣共通感染症対策」をやるというアベトモの加計学園獣医学部に、国立感染症研究所年間予算の4倍以上の186億円の血税を投入した安倍政権。

 

 

 安倍政権は2月18日、国立感染症研究所や一部の民間研究機関に依頼をして、1日に最大3800人の検査ができる体制を整備したと発表しています。

 しかし、実際には1日20万件以上も検査できる能力を持つ民間企業もあるのにも関わらず、厚労省は検査数を絞っているのです。

 感染者が検査ができる病院に殺到したら、その病院のキャパを超えてしまい、感染が拡大すると言い訳していますが、それは国が検体採取キットを買い取って希望者に送り、検査した国民から検査会社に検査キットを郵送してもらえばいいと言われています。

 検査の結果は、メールや郵送で伝えることができるので、実際、中国ではこのような遠隔診断が行われています。

 それでも安倍政権が検査を渋っているのは、国際オリンピック委員会に東京オリンピック中止と言われたくない安倍政権の計算とか、自らの管理下で検査を行うことで影響力を維持したい厚労省の政治的思惑や、予算の問題がからんでいるというんです。

 日本に暮らすすべての人の健康と命が脅かされている今。それに、新型コロナで東京オリンピックの開催ができなくなったら、それこそ日本経済はどん底になることが明らかなのに、ここでお金をケチってどうするんですか。

 今度こそ、国民の健康と生命を守る政府にしないといけません。


これからは厚労省の職員が感染源になるといわれている。



 

世界に恥をかきたくないからとか、東京オリンピックを返上したくないからとか、そんな理由で検査をしないという選択をしてきた結果、安倍政権下でどれだけ新型コロナが蔓延するのか。

安倍首相に7年以上も政権を持たせてきた我々日本国民に対する天罰なのかもしれません。

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医療機関たらい回しも 疑い受診、断られ―「検査基準あいまい」・新型肺炎

2020年02月24日07時18分 時事通信

新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(国立感染症研究所提供)
新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(国立感染症研究所提供)

 感染が拡大している新型コロナウイルスをめぐり、医療機関に診察を断られる「たらい回し」とも言える事態が生じている。市中感染が疑われる患者も出始めているが、ウイルス検査の要件が厳しく、すぐに受けられない人も。関係者は「検査基準があいまいで、医療現場も混乱している」と指摘する。

 厚生労働省によると、検査対象となるのは、新型肺炎患者との濃厚接触や流行地域への渡航歴があり、37.5度以上の発熱と入院が必要な肺炎が疑われる症状がある場合。ただ、実際に検査するかは医師の総合的判断に委ねられている。

 東京都内に住む公務員の30代男性は、17日に39度の高熱が出て病院に行き、台湾への渡航歴を伝えると、帰国者・接触者相談センターを案内された。センターでは検査対象外の地域と言われ、別の2カ所の病院でも設備の不備などを理由に診察を断られた。ようやく受診できた総合病院で肺のX線撮影をしたが異常はなかった。その後、回復し仕事に復帰した男性は「時期が時期だけに仕方ない」と話した。

 武漢市に滞在していた人と接触歴がある東京都新宿区の男性会社員(29)も12日夜に39度発熱し、だるさや下痢の症状が出た。同センターに連絡したが、濃厚接触ではなく一般の医療機関を受診するよう促された。都内の病院には診察を拒否され、勧められた感染症専門病院で受診した。
 新型肺炎は症状からの判別が難しく、感染しても重症化しないケースが大半とされる。千葉県疾病対策課の担当者は「実は感染していたが治ったという人も多いのでは」と推測する。20日に感染が確認された同県の70代女性は当初、経過観察となり、16~18日に観光バスなどを利用したツアーに参加。その後も症状が続いたため訪れた病院で初めてウイルス検査を受け、陽性と判明した。

 東京都の担当者は、受診拒否について「(院内感染のリスクなどを恐れ)医療機関も過剰反応しているのでは」と指摘。「検査基準の『医師の総合的判断』という文言があいまいで、現場も混乱している可能性がある」と話す。
 NPO法人医療ガバナンス研究所理事長で内科医の上昌広さんによると、感染が疑われるが軽症で検査できない人が連日のように訪れている。上さんは「重症でなければ検査できないという基準はおかしい。政府は患者の不安に応える視点が欠如している」と批判した。

 

 

「今後1~2週間が瀬戸際」国の専門家会議が見解【全文】

2020年2月24日 NHK

新型コロナウイルスへの感染の報告が相次ぐなか、国の専門家会議は、今後1〜2週間が感染拡大のスピードを抑えられるかどうかの瀬戸際だという見解を示しました。 市民に伝えたいことして、多くの人と近い距離で対面する場所を可能な限り避けることや、かぜなどの軽い症状の人は自宅で療養することなど対策への協力を求めています。その「見解」の【ポイント】と【全文】です。

国の専門家会議が示した「見解」のポイントは
国内の感染が急速に拡大しかねない状況にある。
これから1-2週間が、急速な拡大に進むか、収束できるかの瀬戸際となる。(グラフの赤の線に進むか、青の線に進むかの分かれ道に)

 


感染症予防の観点からは、全ての人に新型コロナウイルスの検査をすることは、有効ではない。また、設備や人員の制約のため、全ての人に新型コロナウイルスの検査をすることはできない。
風邪や発熱などの軽い症状が出た場合には、外出をせず、自宅で療養を。ただし、目安の症状がある場合には、決して我慢せず相談を。
心配だからといって、すぐに医療機関を受診しないで。
これからとるべき対策の最大の目標は、感染拡大のスピードを抑制し、可能な限り重症者の発生と死亡を減らすこと。
症状のない人も、それぞれが一日の行動パターンを見直し、リモートワーク、オンライン会議などのできうる限りの工夫を。

 

記者会見で見解について説明する、政府の専門家会議副座長の尾身茂・地域医療機能推進機構理事長(右)(24日午後、東京都千代田区)=共同


国の専門家会議が示した「見解」の全文
新型コロナウイルス感染症対策専門家会議


「新型コロナウイルス感染症対策の基本方針の具体化に向けた見解」
2020年2月24日

1.緒言
 この専門家会議は、新型コロナウイルス感染症の対策について、医学的な見地から助言等を行うため、適宜、政府に助言をしてきました。
 我々は、現在、感染の完全な防御が極めて難しいウイルスと闘っています。このウイルスの特徴上、一人一人の感染を完全に防止することは不可能です。
 ただし、感染の拡大のスピードを抑制することは可能だと考えられます。そのためには、これから1-2週間が急速な拡大に進むか、収束できるかの瀬戸際となります。仮に感染の拡大が急速に進むと、患者数の爆発的な増加、医療従事者への感染リスクの増大、医療提供体制の破綻が起こりかねず、社会・経済活動の混乱なども深刻化する恐れがあります。
 これからとるべき対策の最大の目標は、感染の拡大のスピードを抑制し、可能な限り重症者の発生と死亡数を減らすことです。
現在までに明らかになってきた情報をもとに、我々がどのように現状を分析し、どのような考えを持っているのかについて、市民に直接お伝えすることが専門家としての責務だと考え、この見解をとりまとめることとしました。なお、この内容はあくまでも現時点の見解であり、随時、変更される可能性があります。

2.日本国内の感染状況の評価
 2019年12月初旬には、中国の武漢で第1例目の感染者が公式に報告されていますが、武漢の封鎖は2020年1月23日でした。したがって、その間、武漢と日本の間では多数の人々の往来があり、そのなかにはこのウイルスに感染していた人がいたと考えられます。
 既に、国内の複数の地域から、いつ、どこで、誰から感染したかわからない感染例が報告されてきており、国内の感染が急速に拡大しかねない状況にあります。したがって、中国の一部地域への渡航歴に関わらず、一層の警戒が必要な状況になってきました。
 このウイルスの特徴として、現在、感染を拡大させるリスクが高いのは、対面で人と人との距離が近い接触(互いに手を伸ばしたら届く距離)が、会話などで一定時間以上続き、多くの人々との間で交わされる環境だと考えられます。我々が最も懸念していることは、こうした環境での感染を通じ、一人の人から多数の人に感染するような事態が、様々な場所で、続けて起きることです。

3.これまでに判明してきた事実
(1)感染者の状況
 新型コロナウイルスに感染した人は、ほとんどが無症状ないし軽症であり、既に回復している人もいます。
 国内の症例を分析すると、発熱や呼吸器症状が1週間前後持続することが多く、強いだるさ(倦怠感)を訴える人が多いです。
 しかしながら、一部の症例は、人工呼吸器など集中治療を要する、重篤な肺炎症状を呈しており、季節性インフルエンザよりも入院期間が長くなる事例が報告されています。現時点までの調査では、高齢者・基礎疾患を有する者では重症化するリスクが高いと考えられます。

(2)感染経路などについて
 これまでに判明している感染経路は、咳やくしゃみなどの飛沫感染と接触感染が主体です。空気感染は起きていないと考えています。ただし、例外的に、至近距離で、相対することにより、咳やくしゃみなどがなくても、感染する可能性が否定できません。
 無症状や軽症の人であっても、他の人に感染を広げる例があるなど、感染力と重症度は必ずしも相関していません。このことが、この感染症への対応を極めて難しくしています。

(3)PCR検査について
 PCR検査は、現状では、新型コロナウイルスを検出できる唯一の検査法であり、必要とされる場合に適切に実施する必要があります。
 国内で感染が進行している現在、感染症を予防する政策の観点からは、全ての人にPCR検査をすることは、このウイルスの対策として有効ではありません。また、既に産官学が懸命に努力していますが、設備や人員の制約のため、全ての人にPCR検査をすることはできません。急激な感染拡大に備え、限られたPCR検査の資源を、重症化のおそれがある方の検査のために集中させる必要があると考えます。
 なお、迅速診断キットの開発も、現在、鋭意、進められています。

(4)医療機関の状況
 首都圏を中心とした医療機関の多くの感染症病床は、ダイヤモンド・プリンセス号の状況を受けて、既に利用されている状況にあります。感染を心配した多くの人々が医療機関に殺到すると、医療提供体制がさらに混乱する恐れがあります。また、医療機関が感染を急速に拡大させる場所になりかねません。

4.みなさまにお願いしたいこと
 この1~2週間の動向が、国内で急速に感染が拡大するかどうかの瀬戸際であると考えています。そのため、我々市民がそれぞれできることを実践していかねばなりません。
 特に、風邪や発熱などの軽い症状が出た場合には、外出をせず、自宅で療養してください。ただし、以下のような場合には、決して我慢することなく、直ちに都道府県に設置されている「帰国者・接触者相談センター」にご相談下さい。
 ●風邪の症状や37.5°C以上の発熱が4日以上続いている(解熱剤を飲み続けなければならないときを含みます)
 ●強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある
 ※高齢者や基礎疾患等のある方は、上の状態が2日程度続く場合

 また、症状のない人も、それぞれが一日の行動パターンを見直し、対面で人と人との距離が近い接触(互いに手を伸ばしたら届く距離)が、会話などで一定時間以上続き、多くの人々との間で交わされるような環境に行くことをできる限り、回避して下さい。症状がなくても感染している可能性がありますが、心配だからといって、すぐに医療機関を受診しないで下さい。医療従事者や患者に感染を拡大させないよう、また医療機関に過重な負担とならないよう、ご留意ください。
 教育機関、企業など事業者の皆様も、感染の急速な拡大を防ぐために大切な役割を担っています。それぞれの活動の特徴を踏まえ、集会や行事の開催方法の変更、移動方法の分散、リモートワーク、オンライン会議などのできうる限りの工夫を講じるなど、協力してください。以上

 

 

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3 コメント

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記事紹介のご案内 (なごやん)
2020-02-25 19:34:23
リンク先の猪野先生のブログコメント欄で本記事を紹介しました。
ぜひ、猪野先生のブログにもお越しください。
ともにネトウヨブログを打倒しましょう。

<リンクコメント>
お勧めブログ訪問:安倍政権の習い性なのか?<2020/02/25(19:31)>
http://inotoru.blog.fc2.com/?no=4345#comment
Unknown (nanijiro-i)
2020-02-25 23:31:30
宮武氏ものら猫氏も「あべこべ」と言っているので、わたしも。
新型肺炎
あべこべ続けば
新肺型炎(心配が絶えん)
冗談を言っている場合ではないのだけれども。
1~2週間をどう身近のひととやっていくのか、上記も参考にしながら、考えどころだと思ってます。
忠告というわけではありませんが (当て身投げ)
2020-02-27 12:07:55
宮武様、上記コメントの「なごやん」という人物、あまり絡まない方がいいですよ。言っていることはまあ間違ってませんが、かなりしつこく面倒くさくて、猪野亨のブログで他者に絡みまくっては煙たがられているような人ですから。

そもそも、この猪野なる男は全っ然リベラルではありませんし。なごやん氏は猪野がリベラル左派的な人物だと思ってせっせとコメントを送っているのでしょうが、話題(最近では引きこもり・ニートに関する問題)によっては安倍・大阪維新ばりの差別主義むき出しのスタンスをとることがあります。
こちらのブログと違ってバカウヨ系のコメントも平気で掲載しますし、そのバカウヨとまともなコメントを送っている人とを喧嘩させて喜んでいるのではないかと思うほどです。
時にはバカウヨに加勢して、まともなコメント者を遣り込めることさえあります。

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