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2019年10月16日

首都圏の中学受験組の不登校問題

IMG_3475昨日のお誕生日男子のブログに書いた、教育には二通りありますよ。
といったところの補足です。前のページも読んでください。

教育には、器をつくるものと中身を充実させるものがあって、
今は、時代として、人格形成は後回しで、まずは、中身・・・受験のために勉強!
となってしまっています。

でも、教育の真の目的をおもうと、器づくりの方が大切です。

例えば、ハッカーとセキュリティを守る人は、同じ能力です。
中身のパーツは同じ。

しかし、その力を、社会の安定に使うか、社会を乱すかは、器が決めていると思うのです。

元気学園をしていて、東大を出ても仕事に就けない人もいるし、漢字検定4級にどうしても受からないけれど、毎日きちんと働く人もいる。
その違いって何だろう?
考えると、それは、自分の能力をどう認め、何に使うか・・・それが大きいのです。

勉強したらエライって考える子が、どんどん増えてきて、それ以外のことをな〜〜〜んにもしない。
家の手伝いや、片づけをしろと言うと、ウルサイ!

自分のことをきちんとできないのに、口答えだけ立派になる・・・・
助けてくれる親切な人に、横柄な態度・・・・・・
それって、何のための勉強なの?

これは、特に、小学生の時から塾に行かせて、教育熱心で、かつ、受験勉強で、点数でヒエラルキーをつくり、競争をあおる首都圏の中学受験熱心の子たちが、陥りやすいものです。

幼いうちに、人間性を育てることなしに、中身を増やすことが、「いいことだ」と、学んでしまう。
まるで宗教のようで、一旦刷り込まれると、そこから抜け出せないのです。 

しかも、その水先案内人が「親」なのですから、

このシステムが破綻すると、
原因を作る人と救う人が同じなので、難しいのですよ

もう、家族だけでは解決できない問題です。信頼できる第三者(先生)につなげられるかが、解決の鍵を握ります。
もちろん、つなぐのは、家族です。何と言っても、お母さんの役割が大きいですね。

お母さんが、(すでに無理だとわかっているのに)学校に行ってくれたら!!という下心を持っている間は、悪くなることはあっても、良くなることはありません。

受験して、さらに飛躍!な〜んて、希望ばっかりの子育てから、わが子の、現実に心を置くこと。

そして、助けてくれる人に、「お願いします」の真摯な心と謙虚さをもって向き合えば、家族にとって最高の先生につながっていくのではないでしょうか。

社会全体が、この方向に流れようとしている日本。
気付いた人から、子供を救い出していこう!!

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genki_gakuen054 at 14:27│コメント(5) 不登校の原因を解明 

この記事へのコメント

1. Posted by 10の父   2019年10月16日 20:11
学校・試験を目標にするのではなく、生活することを目標として「器作り」を主体にご指導頂けている現状に感謝です。
またその成果でもある先輩方の姿を見ながら、影響を受けながら生活をしていることは、娘は安心して人生/成長の道を進んでいるのでは、と思っています。
まだまだ先は長いですが、引き続きお導きのほど、宜しくお願い致します。
2. Posted by N母   2019年10月17日 07:58
家族では解決できなくなってしまった、この問題は確かに原因を作る人と解決する人が同じでは、悪循環をうむだけでした。。
ブログを読んで改めて、お世話になることができて、良かったと思いました。よろしくお願いいたします。
3. Posted by TOの父   2019年10月18日 01:04
我が子は器ができていない。コミュニケーション力、その前提となるコミュニティでの振舞い方、人間性が明かに育っていない。
先日2号館にお邪魔した際、奥のテーブルに置いてあった「137億年の物語」という本が目に止まりました。宇宙の歴史という広大な時空間の中において人間の存在はほんのちっぽけでいなくてもいいほどの存在。しかし、今という瞬間で見ると、我が子は、学園あるいは家族などのコミュニティにおいて、どれほどの影響力がある存在なのかを考えさせられました。
学園に伺う中で「器づくり」を少しずつでも学び、吸収していきたいと思います。他方で、最近の小中学校の先生方にも考えて欲しい問題だと強く感じました。
4. Posted by 青い空   2019年10月18日 09:57
まさに今の我家そのものです。
子どもに対する父親と母親の温度差、拗れてしまった親子関係、それぞれの気持ちを合わせる努力が要るのに、向きが違う…本当に難しいです。
不登校は、奥深く眠っている問題までも掘り起こし解決させようとするのかもしれません。
5. Posted by SUBAの父   2019年10月19日 10:38
学力優先で人間性が伴っていない、挨拶、年配者への敬意、共同生活のルールなどが身についていない若者が自身の会社にも増えてきています。
TVで麹町中学の工藤校長が社会で活躍できる人材づくりをするため教育現場に改革を進めている映像をみました。まさに元気学園が目的とする器づくりだと感じました。
人の土台をしっかり作り、社会を生き抜く自律した人を育てる教育を日々元気学園で学べることを、親子共々感謝しています。

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