↑こちらは昨日の夕方つぶやいた私のツイート。
火木は昼ご飯を食べる時間もないほど忙しくて疲れている日だというのに。
夕方から何をしてたと思います?
それはね、
チェサ♡
昨日はマグロさんの曾祖母の命日だったんですー。
仕事が終わってからエビと一緒に義兄宅に直行よっ!
昨夜は帰宅が遅くなり。
22時頃には布団の中にいる私が、1時就寝でした。
おかげで今日は、目をつぶったら一瞬にして夢の世界へ行けそうなほど眠かったです。
ちょっと前に愚痴ったとおり。
今回の曾祖母のチェサ、みんな仕事が忙しくて参加できるのは義母・義兄・私のみ。
こりゃあ中止じゃない?と期待してましたけど、
やりました。
トルトリ(義兄夫婦の子)とエビもいたので、思ったより寂しくなかったです。
チェサは基本的に男性が取り仕切るので、男手が足りず。
トルトリと、
(※本当はチェサの時に赤い服はダメらしい)
エビが大活躍でした。
義兄から教えてもらって儀式に参加する二人。
こうして伝統は受け継がれて行くのであります。
何度もブログで愚痴っているとおり。
ここ数年、こういう行事に非常に不満と疑問を抱いているわたくし。
命日当日に絶対にやらなきゃいけないというのが、
仕事をしている家族には非常に負担なのであります。
昔は私も義姉も仕事を休んだりしていましたが。
最近ではそれも難しくなったため、お義母さんが一人で料理の準備。
みんながみんな無理をしており、とにかく誰も幸せじゃないのです。
最近ではやらない家も多く。
私がチェサの話をすると、
「ちゃんとやる家なんですねー」
と、韓国人から驚かれるほどになってしまいました。
ただでさえ色々と不満なのに。
今回は曾祖母のチェサですよ。
お義父さんや祖母までは理解できるとして。
曾祖母って・・・・
一体いつまでやんなきゃいけないのっ!?
と、今回のチェサ話が来た時も相当イラっと来ました。
お義母さんもここ数年、曾祖母のチェサはやめたがっていましたが。
テグ市にいる伯母さん(義父の姉)が、「頼んだよ」とチェサ代を渡してくるのです。
そのため、やらないわけにはいかないと。
「外で働いたことのない人(伯母さん)には、
チェサがどれだけ負担なのか分かってないんだよっ!」
と、お義母さんも愚痴っていました。
マグロさんが前日にお義母さんに電話をしてみたら、
お義母さん、
体調絶不調で病院にいました。
なのに、チェサはやらなきゃと言っているので、マグロさんがブチギレ。
「母さんは70にもなって、まだ義家族に気を遣っているのかっ!?
義家族より自分の身体が大事だろうがっ!!」
お義母さんを思うあまり、怒りが噴出したマグロさん。
電話でキレまくったそう。
その後、
「母さんが悪いわけじゃないのに。
母さんに怒りをぶつけてしまった・・・・」
とかなり反省をしていました。
その話を聞き、私もチェサの話が来た時、「はああ???」と、
思わずお義母さんに対して怒りがわきましたが。
よく考えたら、お義母さんが一番の被害者なのです。
夫が健在ならまだしも、夫も亡くなったというのに。
70になった今も、夫の姉から当然のようにチェサを頼まれ、
夫の祖母のチェサまでやっているという。(しかも嫁たちは、仕事を理由に手伝わない)
お義母さんの嫁人生・・・・
涙が出ます。
月曜日はあさイチで「死後離婚」をテーマにやっており。
「姻族関係終了届」ってのを出せば、義実家への責任から逃れられると。
お義母さんに教えてあげたい。
こういうの韓国にもあるんですかね?
夫の死後まで義実家のチェサをしなければならないなんてさ。
曾祖母なんて、お義母さんの姑の姑ですよ!遠っ!
いつも自分のことしか考えていない私は、今回も、
なんで曾孫の嫁の私がチェサの準備やら後片付けをせねばならんのか!?
マグロさんが「もうチェサはしません」って伯母さんに電話してよっ!!
と、自分が大変という理由でマグロさん相手に一人で怒り狂っていましたが。
改めてお義母さんの立場で色々考えてみたら、
不満を噴出させていいのは私ではない。
お義母さんです。
しかも、今回は体調を崩しているし!
お義母さん・・・・・かわいそう・・・・
簡素化したから、いつもよりお金はかからないと言われましたが、
いつもと同じ額のチェサ代と身体のための栄養剤をお義母さんに持って行きました。
いつもは「ああ、やりたくない。ああ、だるい」とイヤイヤ感丸出しで準備をやっていますが。
今回は、お義母さんをできるだけ助けたい!と、
義兄宅の台所でいつも以上にきびきびと動きました。
そうやって準備をしていたら、お義母さんが色々と話してくれました。
「曾祖母のチェサを早くやめたいと思って、去年はチェサをせずにご飯だけ食べただろ?
そしたら、後ろめたくって。気持ちが悪かったんだよ」
「私の姑(祖母)は嫁いびりがすごかったんだけど、
曾祖母は私のことをすごく可愛がってくれたんだよ」
「やめよう、やめようってそればかり考えていたけど。
私が動けるうちは、簡素化してでも曾祖母のチェサをやるって決めたよ!
やるもんだと決めた方が気持ちが楽だ!」
そうか・・・・・
一番大変なお義母さんがそう思っているのか。
なら、私はただお義母さんについて行きますっ!!
大体、曾祖母さんに会ったこともなく、
曾孫(しかも次男)の嫁であり、外国人で韓国文化からも一番遠い私が、
「曾祖母のチェサはする必要ないんじゃないの?」
などとアレコレ口を出すことではないのです。
お義母さんがやるっていうなら、私はただそれに従うだけ。
ここ数年、チェサに対する不満がすごかったのですが。
なぜだか今回をきっかけに心がスッキリしました。
関係が遠いとか関係なく、チェサなどの嫁仕事はとにかくやろう!
お義母さんがやりたいならやろう!
お義母さんはお義母さんで、私は私で、
それぞれ心の整理をし、心を改めたのでありました。
ここ数年を振り返って思いますが。
イヤイヤ嫁仕事をやっていると心身ともに疲労感がすごいです。
こうなったら逃げないで、とことん嫁仕事に向き合おうじゃないですか!
よく分からないやる気に溢れた私。
来月にある墓参りは、義母・義兄・マグロの3人で行くとすでに決まっているのに
「私も行きますっ!!」
と思わず言ってしまいました。
来月になったら、過去の自分を呪うかもしれません。
最近、アメブロのマイページに1年前の今日の記事が出るように。
今日出てきた記事がコチラ↓
一年前の今日も曾祖母のチェサネタを書いていました。
来年はどんな曾祖母のチェサネタを書いてるかな??
義姉からは昨夜0時に会社を出たと連絡が。
「ごめんね。ありがとう」って。
チェサに参加しないのも心苦しいのよね。