今日のメニューは…
* 今日は新月
* シチュCDの感想
≪シチュCD感想の注意事項≫
ネタばれが困る、嫌いという方、こういうのに興味が無い方はスキップすることをお勧めします。
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通常、第2土曜が休みの私。
今回は祝日が重なったために…1日損したような。。。
午前中のうちに集金(残り1軒)行って(留守だった)買い物して、そのあとはずっとヒッキーになろう。
そんなわけで、今日はお昼から録り溜めていたドラマを一気見。
手仕事はタティング。
例の腰高窓のカーテンにしようと思っているアレです。
繋ぎモチーフの配色をどうしようかな…と悩んでいて、ブログ内で呟いたところ、友達からヒントとアドバイスをもらいまして。
現在、その方向で進めてます。
明日も手仕事はタティングにしようと思ってるから、明日の記事で画像載せられるんじゃないかな。
(お楽しみに)
そんな今日は新月。
現在、ニュームーンウォーターを作ってる真っ最中。
パワーウィッシュはブログUP後に書くつもり。
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執着eye3
CV:寺竹順さん
BULLETさんからのシリーズ3枚目。
こちら、連続で発売ではなく、けっこう時間を開けての発売です。
1枚目は2016年9月、2枚目は2017年6月。
ライターさんは3作とも同じ人ですが、2枚目以降は発売元がカナリアレコードさんがBULLETブランドを引き継いで…という形になってます。
いつもは『今回の彼』から紹介するのだけど、『わたし』からにしましょう。
『わたし』は大学進学を機にひとり暮らしを始めました。
初めて親元を離れてのひとり暮らし。
(何階建てかは分からないけれど)ペット可のマンションで暮らしています。
ペットはハムスターの『小麦』。
ある日の夜。
いきなりの停電。
他の住宅に異常が無いところを見ると、停電になってるのはこのマンションだけのよう。
他の住人と特に親しく話すわけでもないこともあって、不安で心細い中、夜を過ごした。
翌日、玄関のチャイムが鳴る。
『大家』と名乗る男性が立っていた。
彼の祖父が大家をしているのだけれど、入院することになったから自分が大家業を引き継いだと説明してきた。
彼の名前は浅井直樹(あさいなおき)さん。
昨夜の停電で全戸を回ってブレーカー周りの点検をしているのだという。
とても優しく話しやすく、感じの良い人。
それが彼の第一印象。
ハムスターの小麦を見て、『小動物が好きだ』と話しかけている姿を見て、良い人が大家さんで良かったと思う。
それから一週間が過ぎた頃。
再び彼が訪れた。
何でも、うちの真下の家で水漏れがあり、うちの水回りに異常が無いか点検させてほしい、ということだった。
台所…お風呂場…彼が点検していく。
「何でもできるんですね」
彼曰く、以前役者を目指していて、いろんなバイトをしていて、その経験が今に役立っているのだという。
彼は27歳。
大学の友達よりもずっと年上で、何でも知っていて、何でもできて、頼りになって、優しくて、おまけにそこそこカッコいい。
その時、彼があるものを見つけた。
『自分も知識がなくてハッキリしないけれど…これは盗聴器かもしれない』
恐怖でパニックになったわたしを安心させるように言葉をかけてくれる。
警察にも届けてくれるという。
こんなこと、どうしていいのか分からないから、全て彼に任せることにした。
『何かあったら、すぐに連絡して』
彼と電話番号などのID交換をした。
ある日のこと。
突然、窓ガラスに何かがぶつかって割れる音がした。
ちょうどそのタイミングで彼から電話が入る。
わたしが涙声になっていることに気がついて、すぐに来てくれるという。
彼がチェックしてくれたところによると、ペアガラスの外側にヒビが入っている、と。
この日。
怖くてたまらないわたしを『守りたい』と『放っておけない』と、泊まっていってくれることになった。
「この人がいれば、大丈夫」
朝になり、彼は『どうしても外せない用事がある』と出ていった。
ピンポーン
見覚えのない人が立っている。
『大家です。何か異常はありませんでしたか?』
彼のおじいさんが退院してきた?
ところが、どうも話が食い違う。
この大家を名乗る老人には『直樹』という孫はいないし、入院もしていない。
このマンションの裏手の家に住んでいるのだという。
マンションの住人から、どこかでガラスの割れる音がした、という連絡をもらって、一軒一軒回って確認しているのだという。
窓ガラスにヒビが入ったことを伝えると、明日に業者に交換させると言われた。
この老人が嘘をついているようには見えない。
じゃあ…直樹さんは、誰なの?
チャイムが鳴り、彼がやってきた。
ここで、『わたし』は迂闊な行動に出ます。
彼に真実を問いただすのなら、ドア越しにすれば良かったのに。
ドアを開けて玄関に入れてしまう。
最初は『自分が大家』だと言い張る。
『本当に大家なんだよ』
『キミが俺を見つけくれたじゃないか』
2ヶ月ほど前、マンションの前で電気工事がおこなわれていた。
そこにいた警備員。
それが、彼だった。
確かに、その時「おはようございます」って挨拶はした。
けれど、それだけ。
『誰の目にも留まらずに、長いこと自分が存在していないような状態だった。こんな人生なら死んだって良いと思った時、キミに出会った。キミが、オレを、見つけてくれたんだよ』
結束バンドで手首を縛られ…無理矢理身体を繋げてくる。
『小麦』を殺すと脅迫もされた。
というところで、リップ音等のお話。
寺竹順さんの作品はあまり持っていないのですが、寺竹さんのリップ音は侮れません。
追ってるわけじゃないのに、ガッツリ持っていかれちゃうリップ音の持ち主です。
何だろうな。
バランスが良いのかもしれない。
(キス音、舐める音、吸う音、吐息、息遣い)
声の高さ的には中間層の中間だから、ストライクゾーンではあるのですが、もうひと押しの何かが足りなくて『追う人』にはなっていない、という感じ。
今作では、『わたし』は最初から彼に騙されています。
云わば『偽物の彼』に、わたしは好意を抱いてる。
偽物かもしれない、となった時も、彼のことを信じたい気持ちがありました。(それがドアを開けるという行動になった)
きっと、わたしが納得する理由を言ってくれるに違いない、という気持ち。
それと同時に、嘘をついて部屋に入り込んだり接触してきたという不気味さも感じてる。
信じたい…
でも、彼の行動はおかしいから…変なことだから。。。
そんな相反する思いがぐるぐる渦巻く。
目を覚ますと、彼はいなかった。
身動きできないように拘束されている。
どうすればいいのか…考える間もなく彼が姿を見せる。
この近くに『良い物件』を見つけたから、そこへ引っ越すと言い出す。
『先に小麦を連れていったよ。狭いカゴの中だと可哀そうだから外に出してあげたけど、うちの猫と仲良くしてるかな』
ただ、『気持ち悪い』と…『病んでる人だ』と…切り捨てることができないという不思議な感覚に囚われました。
心細い時にこれだけ頼りになる人が優しく接してきたら、普通に好きになっちゃうよね、と思う。
一度心を許した人を疑うって、『わたし』はできないタイプのようだけど、『私』もそのタイプ。
ただ、『執着eye』だから、きっと何かあるに違いない、と身構えて聞いていたから、わたしが彼に惹かれていっても、『私』の頭の中には警報音が鳴ってましたが。
『キミは本当の俺を見ても好きになってくれた?』
彼の言葉が胸を締め付ける。
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